尾小屋鉱山資料館雑記帳

更新日:2024年04月26日

尾小屋鉱山資料館雑記帳(2024年4月~)のリンク

尾小屋鉱山資料館雑記帳(2024年4月~)は上の見出しをクリックしてください

尾小屋鉱山資料館『雑記帳』とは

尾小屋鉱山資料館やポッポ汽車展示館の中や周りで起きた出来事や、館からのお知らせなどを、ブログやノートのように綴るページです。令和2年(2020年)4月に始めました。

職員が見つけた「モノや事」についてや、館の資料に関する疑問についてなど、テーマは「何でもあり」を予定しています。

更新は、毎日あるいは決まった曜日にというのではなく、発信したいことがあるたびに行います。新しい情報はページの上の方に追加していきます。

「何か新しい情報はないかな?」と、時々、ご覧になってください。

 

2024年4月以降の記事は下記リンクをご覧ください。

尾小屋鉱山資料館雑記帳(2024年4月~)

冬期休館を終えて通常通りの開館の準備が終わりました

一部展示替えを終えた2階展示室

一部展示替えを終えた2階展示室

【2024年3月23日】

3月25日(月曜日)から冬期休館が開けて通常の開館となるのを前に、お客様を迎える準備を整えました。

展示室の床はワックスがけが済んだので、ピカピカに光っています。

2階展示室は一部展示替えを行い、明治時代前期の尾小屋鉱山の経営にまつわる文書類の紹介の充実を計りました。

ポッポ汽車展示館の雪囲いを外す作業が行われました

雪囲いを外す作業の様子

雪囲いを外す作業の様子

【2024年3月17日】

尾小屋鉱山資料館が3月25日に冬期休館明けとなるのに合わせ、3月17日に、尾小屋町内会の皆さんにより、雪囲いを外す作業が行われました。

合わせて、車両や周辺の清掃が念入りに行われ、ピカピカになりました。

皆様、ありがとうございました。

坑道内トロッコの冬支度が行われました

マインロードの外の線路の整備の様子

マインロードの外の線路の周辺整備の様子

【2023年12月3日】

マインロード出入口の外に、汽車イベントの日に運行するマインロードのトロッコを通常は停車しています。その場所に斜面から土砂が流れ込んでいたのを撤去する作業と、冬期休館中に保管しておくためのトロッコの移動作業など、冬に向けてのトロッコの保存活動が、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんによって行われました。

ポッポ汽車展示館の雪囲い設置作業が行われました

雪囲い設置作業の様子

冷たい雨の中での雪囲い設置作業

【2023年12月3日】

尾小屋鉱山資料館が冬期休館に入った週の日曜日の12月3日、「尾小屋町内会」と「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんの手によって、ポッポ汽車展示館の雪囲いを設置する作業が行われました。

冷たい雨が降り容赦なく身体に打ちつけ、作業をする体はみるみる冷えていきました。が、その雨をものともせず手際よく作業が進められました。

ご協力くださった皆様に感謝しています。

冬期休館に入りました

雪囲い作業を終えた尾小屋鉱山資料館

雪囲い作業を終えた尾小屋鉱山資料館

【2023年12月1日】

本日12月1日より令和6年(2024)3月24日まで冬期休館となります。

写真は、積雪による建物の被害を予防するための雪囲いの設置作業を終えた資料館の様子です。

来年、3月25日からは、通常通り開館します。

横山家16代当主・隆昭氏が「横山隆平肖像」「横山隆平着用大礼服」などをご覧になりました

初公開の「横山隆平肖像」の前。横山隆昭氏と宮橋市長

初公開の「横山隆平肖像」の前で。横山隆昭氏と宮橋市長

【2023年10月1日】

9月15日に横山隆昭氏から追加で寄贈いただいた「横山隆平肖像」(油彩)などを、尾小屋鉱山資料館2階展示室で9月23日より初公開しています。

10月1日には、横山隆昭氏が来られ、宮橋市長とご一緒に「横山隆平肖像画」「横山隆平着用大礼服」など初公開の資料を鑑賞されました。

マインロード内で鉱山電車(トロッコ)が運行されました

マインロードの奥に向かって走る鉱山電車

マインロードの奥に向かって走る鉱山電車

【2023年10月1日】

マインロード内トロッコ運行は、ポッポ汽車展示館での公開運転と体験乗車と同日の10月1日に行われました。

乗車人数は、161名でした。

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんが鉱山電車の運行を担当しました。乗車された皆さんは、鉱山稼働中の雰囲気を肌で感じることができたようで、どなたも笑顔になっていました。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が開かれました

キハ3の前を鉱山電車が走る様子。こちらに向かって手を振っているのが横山家16代の隆昭氏

キハ3の前を鉱山電車(トロッコ)が走る様子。こちらに手を振っているのが横山家16代当主・隆昭氏

【2023年10月1日】

恒例となっている公開運転と体験乗車会が10月1日に行われました。

同日には大倉岳高原スキー場で「大倉岳高原まつり」も開催され、動く車両の姿を見学したり乗車したりして多くの人が楽しみました。

体験乗車の人数は、キハ3が141名、鉱山電車が493名でした。

また、尾小屋鉱山を経営した横山家の子孫で16代当主の横山隆昭氏も来られ、初めて鉱山電車に乗車されました。

横山家16代当主より追加で寄贈された横山隆平肖像などを初公開しました

展示風景

展示風景

【2023年9月23日】

横山家16代当主横山隆昭氏より「横山隆平肖像」(明治27年、早田三四郎画、油彩)などが追加で寄贈されたのを受け、9月23日よりそれらを展示しています。

合わせて、寄託された「横山隆平着用大礼服」と「横山隆平着用帽子」を展示しました。

いずれも公の場で展示されるのは初めてです。

横山隆平肖像(明治27年、早田三四郎画)などの寄贈を受けました

横山隆平肖像(明治27年、早田三四郎画)

【2023年9月15日】

尾小屋鉱山を経営していた横山家の16代当主横山隆昭氏より、「横山隆平肖像」や、隆平・恒夫妻の短冊、尾小屋鉱山初期の役員写真など、貴重な資料を追加で寄贈いただきました。

本年3月13日に寄贈された横山家関係資料がさらに充実したものとなりました。

マインロード内のトロッコ(「上部軌道」)の運行が行われました

ちょうどトロッコ1台分が通れるほどの広さの坑道のなかを黒のトロッコがお客さんを乗せて走っている様子の写真

マインロード内でのトロッコ乗車では、支保に手が届きそうです

【2023年8月26日】

ポッポ汽車展示館でのイベント開催と同じ日、マインロード内をトロッコ(=「上部軌道」)に乗って見学できるようにしています。

3回目となる8月26日(土曜日)は、午前午後ともに定員各80名のところ、若干少ない合計147名が乗車体験をしました。

上部軌道の運行及び利用者の対応は、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんのほか、中学生の頃から鉱山資料館に通っている大学生の北野さんが協力してくれました。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が開かれました

豊かな自然に囲まれたポッポ汽車展示館で乗客を乗せたトロッコが下が赤上がクリーム色の車体のキハ3の前を通り過ぎる様子の写真

トロッコがキハ3の前を走る様子

【2023年8月26日】

広く知られるようになったポッポ汽車展示館での運転イベントは、8月26日(土曜日)に今年度の4回目が開催されました。

キハ3の乗車、鉱山電車(トロッコ)の乗車ともに、猛烈な暑さにもかかわらず大勢の人が乗車体験を楽しみました。

大阪や名古屋ほか遠方及び県内各地から公共交通機関を利用した方は、JR北陸線小松駅発着の本イベント専用無料送迎バスに乗車しました。

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さまのおかげで、事故やトラブルもなく、無事にイベントを終えることができました。

カラミの街保存会によるカラミめぐりが行われました

強い日差しの中、10名程の参加者の前で解説をしている四ツ目さんの写真

中央は解説をする四ツ目さん

【2023年8月26日】

ポッポ汽車展示館でのイベントと同じ日は、特定非営利活動法人カラミの街保存会(=NPO法人カラミの街保存会)主催のカラミめぐりが行われました。

10時30分から11時30分まで、ポッポ汽車展示館前を出発し、尾小屋の中心通りから階段橋前までのコースを、NPO法人カラミの街保存会副理事長で前の尾小屋鉱山資料館館長の四ツ目さんの解説で徒歩でめぐりました。尾小屋にカラミでできた遺構が多く残ることに参加者はたいへん興味深そうでした。

「鉱山の仕事<選鉱>を知る」体験講座が開催されました

机にたくさんの道具が置かれており、女の子と保護者の方が一緒に体験講座を受けている様子の写真

石を割ったり重さを測ったりした後の様子

【2023年8月19日】

鉱山の仕事は、大きく分けると、鉱石を掘って採る「採鉱」、鉱石を有用なものと不要なものに分ける「選鉱」、純度の高い金属の塊を作る「製錬」があります。

選鉱は、機械選鉱が導入されるまでは、最初の段階として、人が手と目を使って、重さの違いや見た目の違いで大まかに分ける作業をしていました。さらに細かく砕いて比重の違いや他の物質との結びつき易さなどを利用して分けていました。

この講座は、尾小屋鉱山で採れた鉱石を砕いたり比重を測ったりして選鉱の仕事を学びぶもので、児童生徒らが6名、保護者・付添い7名の参加がありました。

夏休みの自由研究に活用するためという理由で参加した人もいました。学校の課題や、個人的な知的探求心を満たすことに繋がれば、私たち主催者は嬉しいです。

キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会は、猛暑にもかかわらず大勢が来られました

自然豊かなポッポ汽車展示館周辺の線路の上を走る、オレンジ色の機関車に乗客を乗せた緑色の客車3両が連結されたトロッコの写真

鉱山電車(トロッコ)体験乗車の様子

【2023年7月30日】

恒例となっているポッポ汽車展示館での汽車イベントですが、この日の小松の最高気温は34.6度という、暑さのたいへん厳しいなか開催されました。

県の内外から幅広い年齢の方が来られました。また、参加者の多くが、同日に行われたマインロード内トロッコも乗車体験していました。

次回は8月26日(土曜日)を予定しています。

なお、マインロード内のトロッコの乗車には別途入館料が必要です。

カラミの街保存会によるカラミめぐりが開催されました

男性の説明を聞きながら木々をはさんだ奥に見える六角柱のカラミ煉瓦でできた擁壁を見学する10名程の参加者の方々の写真

六角柱のカラミ煉瓦でできた擁壁を見ながら解説を聞く参加者

【2023年7月30日】

ポッポ汽車展示館でキハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会に合わせて、特定非営利法人カラミの街保存会によって、尾小屋に残るカラミ煉瓦の遺構を歩いて回る解説付きツアーが開催されました。

マインロード内のトロッコ運行は大盛況でした

尾小屋マインロードと書かれたトンネルの中に入っていく、乗客を乗せたトロッコの写真

マインロードに入っていくトロッコ

【2023年7月30日】

6月に始まったばかりのマインロード内のトロッコ運行は、テレビや新聞などで複数回にわたって紹介されたこともあり、たいへんなにぎわいでした。

10時から正午、13時から15時の間、鉱山資料館入館者のうち先着約150名(午前80名、午後80名)を予定していたところ、乗車希望の方が多かったため、多めに乗車券を配布し、乗り降りの時間を短縮して対応したため、262名の乗車が実現しました。

熱中症警戒アラートが発令されるような猛暑でしたがマインロード内は15度前後の気温で、その違いが新鮮な驚きになっていたようです。

新収蔵品コーナーの展示を新しくしました

ショーケース内に展示された写真やメモなどの資料の写真

新収蔵品コーナーの展示の様子(2023年7月1日)

【2023年7月1日】

日本鉱業の社員で施設や設備の専門家として尾小屋鉱山で働いていた橋詰秀さんのご遺族から、青焼き図面や手書きメモや写真や参考図書など多くの貴重な資料が寄贈されました。それら寄贈資料の一部を展示し、初披露しています。

小鳥が遊びに来ています

たくさんの葉がついた梅の木の枝の先にとまるホオジロの写真

梅の木でさえずるホオジロ(オス)

【2023年6~7月】

尾小屋鉱山資料館のまわりには、様々な生き物がやってきます。よく姿を見せる小鳥が数種類あります。シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、キセキレイなどです。また、鳴き声でその存在がわかるのが、ウグイス、ミソサザイです。

ほかにもいろいろなや鳥類が棲んでいます。滅多に見られませんが、ヤマドリもいます。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の体験乗車会が開催されました

自然豊かなポッポ汽車展示館周辺の線路の上を走る、黒の機関車に乗客を乗せた緑色の客車3両が連結されたトロッコの写真

ポッポ汽車展示館を走る鉱山電車(トロッコ)

【2023年6月25日】

すっかり定着した鉄道イベントですが、今年度2回目は、6月25日(日曜日)に行われました。

小松市と「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の共催で、キハ3とと鉱山電車(トロッコ)が運転され、大勢のお客様が乗車を楽しみました。

この日は、尾小屋マインロード内に敷設した線路を約60年ぶりにトロッコが走るということで、遠方から来られた方も大勢いました。キハ3には124名、鉱山電車には227名が体験乗車されました。

尾小屋マインロード内をトロッコが走りました

トロッコを運転する男性の後ろ姿とその奥に続く長い坑道を写した写真

坑道内を走るトロッコ

【2023年6月25日】

今年から走ることとなった尾小屋マインロード内のトロッコは、「上部軌道」と名付けられました。対して、ポッポ汽車展示館で走る方は「展示館本線」と呼ばれています。

上部軌道は2023年6月25日がデビューの日でした。午前10時から正午、午後1時から3時の間、乗車券(=入館者のうち希望する人に配布されました)を持つ人が、券に記載された時間に乗車口にならび、順に乗車しました。順調に運行できたので、乗車券を追加配布し、午前午後合わせて127名の方がトロッコに乗ってマインロードを往復しました。

ノウサギが遊びに来ました

キハ3の車輪近くのレール上にいるニホンノウサギの写真

ポッポ汽車展示館に現れたニホンノウサギ(2023年6月15日)

【2023年6月15日】

鉱山資料館に隣接するポッポ汽車展示館では、野生動物の姿を目にすることが時々あります。

夕方5時頃、点検のためにポッポ汽車展示館へ行くと、線路の上(=キハ3の先端付近)にニホンノウサギが居るのを目撃しました。

このほかニホンカモシカやアナグマなどがやって来るので、運が良いお客様は、会えるかも知れませんね。

団体鑑賞のご案内

資料が展示されたショーケースの中を覗き込んでいるたくさんの参加者の方々の写真

解説を聞きながら横山家鉱山経営関係資料を熱心に見つめるお客様

【2023年6月】

事前にお申込みがあった場合、鉱山資料館(=石川県立尾小屋鉱山資料館と尾小屋マインロード)を学芸員等の解説付きで鑑賞いただけます。

地域のサークルや老人会の学習会y「大人の社会科見学」、小中高校の授業や部活動、旅行会社が催行する観光ツアーなど、目的や滞在時間に合わせた対応ができます。お気軽にお問い合わせください。お問い合わせは尾小屋鉱山資料館(電話0761-67-1122)へ。

写真は、かほく市の団体が6月上旬に石川県の県政学習バスを利用してこられた時の様子です。

桜の実を食べにヒヨドリが来ています

オレンジ色の実がなっている桜の木にとまっているヒヨドリの写真

実を食べるために桜の木にやって来たヒヨドリ

【2023年5月下旬】

鉱山資料館の南側には立派な桜があります。4月上旬にたくさんの花を咲かせた桜は、私たちの目を楽しませてくれました。

その桜の木々は5月中旬から実が熟し、多くの鳥が集まるようになっています。中でもヒヨドリは数多くやってきて、桜からにぎやかな鳴き声が聞こえます。

NPO法人カラミの街保存会によるカラミ見学会が開催されました

晴天の中、目の前にあるカラミ煉瓦でできた黒い蔵の説明を聞いている参加者の方々の写真

カラミ煉瓦でできた蔵を見学する様子

【2023年5月4日】

非営利法人カラミの街保存会主催の解説付きで尾小屋の町に残るカラミの遺構をめぐる見学会が、5月4日、10時から11時まで行われました。

ポッポ汽車展示館前からスタートし、尾小屋の中心街に残るカラミでできた塀や建物、地下室や川の擁壁などを見て回るものです。20人の参加者はNPO法人副理事長で前の鉱山資料館の館長を務めた四ツ目さんの話を熱心に聞きながら、珍しい景色を楽しんでいました。

次回以降も、汽車の乗車体験イベントと同日に開催される予定です。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が開催されました

建屋の前を通過している鉱山電車(トロッコ)の体験乗車を楽しんでいる方々を写した写真

トロッコの乗車体験の様子

【2023年5月4日】

今年も、恒例となっているキハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が始まりました。(小松市、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の共催)

1回目は、5月4日(木曜日・祝日)、午前10時から午後3時まで行われました。キハ3には151名、鉱山電車には403名の乗車があり、たいへんなにぎわいでした。

2回目以降の予定は次のとおりです。

6月25日(日曜日)、7月30日(日曜日)、8月26日(土曜日)、10月1日(日曜日)

マインロード内でトロッコを運行するための作業が行われました

鉱山の坑道の中で男性が線路を曲げる作業をしているところを参加者の方々が見学している様子を写した写真

線路を曲げる作業をする様子

【2023年4月2日~5月3日】

鉱山の坑道の中では、採取した鉱石をトロッコに載せて運びました。その様子はマインロード内の展示で再現しています。

このたび、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんの手で、マインロード内にトロッコ(=鉱山電車)を走らせる計画が進められることとなり、線路の敷設などの作業が行われました。トロッコは、ポッポ汽車展示館での乗車体験で運行されるトロッコ同様、人が乗れるよう改良されています。

鉱山資料館の桜が満開になりました

鉱山資料館正面の満開の桜を写した写真

桜が満開の鉱山資料館正面の様子

【2023年4月1日】

新年度初日を迎えました。今年は、例年より早く桜が満開になりました。ソメイヨシノ、山桜ともに見頃を迎えています。

どうぞお越しください。

横山家鉱山経営関係資料の展示を始めました

資料館に展示されている横山家鉱山経営関係資料の一部が映し出された写真

この度寄贈された横山家鉱山経営関係資料の一部を紹介する展示の様子

【2023年3月25日】

3月13日に寄贈を受けた横山家鉱山経営関係資料の一部を、冬期休館明けの3月25日より2階展示室でお披露目しています。

今回の展示は、横山家が鉱山経営に乗り出したことを示す讓渡約定証や、株券、鉱業特許証など、この資料群の歴史的価値が非常に高いことが伝わりやすいものを選んでいます。

個別の内容については今後少しずつ紹介してゆき、まとまった形での展示は改めて別の機会に設ける予定です。

横山家16代当主横山隆昭氏より横山家鉱山関係資料をご寄贈いただきました

感謝状を持った横山隆昭氏と宮橋小松市長が並んで記念撮影をしている写真

感謝状贈呈式。右=横山隆昭氏、左=宮橋小松市長

【2023年3月13日】

明治前期の本格採掘の開始から昭和6年まで尾小屋鉱山の経営にあたっていた横山家(=江戸時代には加賀藩の家老職「加賀八家」を勤めた家柄)の16代当主横山隆昭氏より、明治12年から40年頃の鉱山経営に係る特許関係の公文書及び地権者等との契約にまつわる書類などを一括でご寄贈いただきました。

当館の資料充実、歴史の解明に活用して参ります。

今回寄贈いただいた資料の一部を、3月25日の冬期休館明けから展示して紹介する予定です。

写真は、市長室において執り行われた感謝状贈呈式の様子です。

文春オンラインに尾小屋鉄道の記事が掲載されました

奥に出口が見える尾小屋鉄道の廃線跡のトンネルを坂井稔樹氏が写した写真

廃線跡(撮影:坂井稔樹)

【2023年1月31日】

文春オンラインに、尾小屋鉄道の記事が掲載されました。

なつかしの尾小屋鉄道を守る会・坂井会長が取材協力してくださり、廃線をも紹介する読み応えのある記事となったものです。

文春オンライン記事はこちらをクリックしてください

12月から冬期休館に入ります

桜などの木々の横に建つ屋外からの尾小屋鉱山資料館の建物を写した写真

春には桜に囲まれる尾小屋鉱山資料館

【2022年11月30日】

今年も残すところ1ヶ月となりました。まもなく尾小屋周辺は深い雪に覆われます。

尾小屋鉱山資料館は12月1日から来年3月24日まで冬期休館となります。再開は2023年3月25日(金曜日)です。花の季節がやってくる頃、皆さまをお迎えすることを楽しみにしています。

なお、隣接するポッポ汽車展示館は、雪囲いは設置されていますが、積雪で近づくことができない場合を除き、建物側(=屋根の下)から車両や関連資料の展示を自由にご覧になれます。

ポッポ汽車展示館に雪囲いが設置されました

雪囲で板がはられて中の車両がみえなくなっているポッポ汽車展示館の写真

雪囲いされたポッポ汽車展示館

【2022年11月27日】

ポッポ汽車展示館では例年、雪の季節に備えて雪囲いが設置されます。

今年は、11月27日(日曜日)の朝、尾小屋町内会、北陸電力、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さまによって雪囲いの取り付け作業が行われました。

幸い雨に降られることなく、順調に作業が進みました。

この冬は大雪になるとの予報が出ていますが、これで安心して冬を迎えることができます。ご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

秋が深まってきました

朴の葉に目と口の形で穴をあけて作ったお面の写真

朴の葉で作ったお面

【2022年10月中旬】

10月中旬になり、風が冷たくなるとともに山の木々が色づいてきました。

尾小屋鉱山資料館から尾小屋マインロードの間の広場には、朴の木が生えており、大きな葉っぱがたくさん落ちています。ハローウィーンのお面作りに、朴葉ご飯などに、この落ち葉がぴったりです。

ご自由に取りにいらしてください。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が開催されました

木製のトロッコに乗り楽しんでいる参加者の乗車体験を写した写真

木製のトロッコの乗車体験の様子

【2022年10月2日】

爽やかな秋空が広がる中、キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会が開催されました。

日ごろから車両の修理や整備をされている「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんの手によって、キハ3や鉱山電車(トロッコ)が運転されました。県内だけでなく、東京、神奈川、長野、兵庫、愛知、埼玉など、各地から鉄道ファンや鉱山マニアが来られ、乗車や手押し体験、写真撮影、動画撮影を楽しまれました。また、大倉岳の登山に来られた方も大勢が乗車体験されました。

キハ3の乗車は209名、トロッコ乗車は481名、トロッコ手押しは11名の参加があり、たいへんなにぎわいでした。

今年度のイベントはこれで終わりとなります。参加された皆様、準備から運営まであたられた会の皆様、ありがとうございました。来年の春までしばらくお休みです。

遠足や地域学習の小学校の団体見学について

白の帽子を被った20名程の児童がマインロードの入口前で集まっている写真

マインロードに入る前の様子

【2022年9月】

9月は、当館を団体見学で利用した学校は3校あり、小学3年生が2校、7年生(=中学1年生)が1校でした。

児童生徒たちは、尾小屋鉱山にまつわる貴重な資料や岩盤や支保(=補強の木枠)を直接見ることにより、地域の産業や歴史に大いに興味を持ったようです。

1学年が1度に見学する場合は、学級ごとに分かれ、資料館、マインロード、汽車展示館を順に見学することになります。(時間が限られている場合は汽車展示館には立ち寄りません)

団体見学を受け入れています

お揃いのTシャツ姿の見学者が展示室前で説明を聞いている様子を写した写真

2階展示室での解説付き見学の様子

【2022年晩夏から初秋】

当館では、事前に申し込みのあった団体の見学には、解説付きで対応しております。

2022年8月は、水害の影響で3団体がキャンセルとなりましたが、2組の団体利用がありました。1組は、東京の中学校の鉄道研究会で、もう1組は、富山県のニ輪車の愛好家グループでした。

9月に入り、小中学校の団体や女性県政バスの団体の利用申し込みが4団体あり、学校及び生涯学習に利用されています。

重点的に見たい箇所や聞きたい話など、事前のリクエストがあれば対応できますので、お気軽にご相談ください。

キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会が行われました

キハ3の周りに設置された線路を走行する鉱山電車(=トロッコ)を写した写真

鉱山電車(=トロッコ)がキハ3のまわりを走る様子

【2022年8月27日】

恒例の体験乗車会が行われ、キハ3には228名、鉱山電車(トロッコ)には95名、手押しトロッコには22名、合計345名が体験しました。

10月2日(日曜日)の開催が今年度最終回で、次は来年のゴールデンウィーク中になります。今年、来そびれた方、再び乗りたい方はこの機会にぜひどうぞ。

体験講座「鉱山の仕事<選鉱>を知るー石を割ってみよう」を開催しました

男性指導員から鉱石の割り方を習っている児童の写真

指導員に教わりながら鉱石を割っているところ

【2022年8月21日】

鉱山の仕事の内、選鉱の仕組みを知る講座を開催しました。7名(=6年生1名、5年生2名、保護者3名、参加者のきょうだい1名)の参加があり、鉱石を割り、見た目で分けたり、重さの違いで分けたりする作業を学びました。

福井県年縞博物館で開催中の特別展に所蔵品を出展しています

「掘る! 未知の世界を拓く掘削技術」特別展の案内チラシを写した写真

フライヤー(チラシ)。左は表面、右は裏面

【2022年8月3日~10月3日】

福井県にある福井県年縞博物館で8月3日から10月3日まで開催されている特別展「掘る! 未知の世界を拓く掘削技術」に尾小屋鉱山資料館所蔵の、写真や掘削道具や鉱石などを出展しています。

図録も発行され、当館の展示資料のほか、当館所蔵の図面なども掲載されています。

興味のある方はどうぞお運びください。

ただし、大雨の影響により、福井県内で一部通行規制がありますので、お気を付けてお出掛けください。

(注意)福井県年縞博物館の基本情報は次のとおりです。

所在地:福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-12-1 縄文ロマンパーク内

アクセス:JR小浜線三方駅から徒歩25分、車の場合は舞鶴若狭自動車道「若狭三方インターチェンジ」「三方五湖スマートインターチェンジ」から5分

休館日:8月中は無休。9月から火曜日。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車会が行われました

青空の下参加者を乗せて走っている緑の鉱山電車(トロッコ)がキハ3の後ろを通過している様子を写した写真

鮮やかな青空の下を走る鉱山電車(トロッコ)の様子

【2022年7月31日】

朝から30度を超える気温の中、キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会が行われました。なつかしの尾小屋鉄道を守る会の会員の皆さんが、乗車を楽しみに全国各地から来られたお客様をお迎えしました。大人、子どもの区別なくその魅力を存分に楽しんでいかれました。

資料館駐車場下のカラミの擁壁の除草作業が行われました

資料館駐車場下の2段になっている六角カラミ擁壁段差部分に作業員が立っている除草作業の様子の写真

六角カラミ擁壁の除草作業の様子(2022年7月30日)

【2022年7月30日】

翌日にポッポ汽車展示館でキハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会が行われるのに合わせ、なつかしの尾小屋鉄道を守る会と特定非営利活動法人カラミの街保存会の会員の皆さんによって、鉱山資料館駐車場の下にある、六角柱のカラミ(=亀甲カラミ)の擁壁周辺の除草作業が行われました。

ポッポ汽車展示館前から見上げた場所に位置するこの擁壁が見えやすくなりました。

新たに寄贈された資料をご紹介しています

ケース内に展示された新収蔵資料の紹介コーナーを写した写真

新収蔵資料の紹介コーナー

【2022年6月】

当館には、尾小屋鉱山に勤めていた方、尾小屋の町に住んでいた方、及びそのご遺族のほかゆかりのある方から、許認可関係書類や辞令など公式文書、写真、図面、手稿、道具、衣装や装具、参考図書など、貴重な資料が次々と寄附されています。寄附してくださる方には感謝しかありません。

当館はそれらを、尾小屋鉱山の歴史の証人として後世に伝えていく責務があります。寄附してくださった方々のご厚意に応えるためにも、順に整理し、展示を始めています。

現在は、令和3年(2021年)に水戸市在住の齋藤孝夫様より寄附を受けた、昭和10年から14年頃の写真などを展示しています。どうぞご覧ください。

キハ3と鉱山電車の体験乗車、鉱車の手押し体験イベントが行われました

キハ3が停車している周りに設置された線路を走行している鉱山電車(トロッコ)の写真

2022年6月26日の乗車体験の様子

【2022年6月26日】

恒例のキハ3と鉱山電車(トロッコ)の公開運転と体験乗車が行われました。

午前10時から午後3時までのイベントには、全国各地の鉄道ファンや近県の親子連れなどが大勢訪れました。キハ3には123名、鉱山電車(トロッコ)には200名が乗車体験し、鉱車の手押し体験には36名の参加がありました。

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんによって修理され保存された車両たちが、美しく保たれ、力強く動いて、多くの人に悦びをもたらしてくれています。

鉱山電車(トロッコ)の修復が終わりました

ペンキぬりたての看板の奥に置かれた黄色の機関車(バッテリーカー)と黒の鉱車の写真

生まれ変わった鉱山電車。ペンキが乾くまで、「ペンキぬりたて」の注意喚起の看板を立てています。

【2022年6月19日】

マインロード内に展示され傷みが激しかった鉱山電車(トロッコ)の修復が、6月19日に終わりました。なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんが修復作業に着手されてから1年余り。

見違えるような美しい姿になり、資料館に来られる皆さんをお迎えするシンボルとなりました。

(注意)ペンキが完全に乾くまでは、お手を触れないようにしてください。

団体ツアーでの来館が増えています

ポッポ汽車展示館内で20名程見える団体客の方々が副館長の説明を聞いている写真

副館長の説明に耳を傾ける団体のお客様

【2022年4月~】

新型コロナ感染症による外出自粛要請が解除されて以降、旅行会社や自主学習グループや学校等の団体利用が増えています。

事前申し込みにより、所要時間60分から1時間半(注意:ポッポ汽車展示館を加える2時間まで)の、副館長や学芸員の解説が付きます。

1度に見学できる人数に限りがあることから、同時に2団体が重ならないよう調整する場合がありますので、ご了承ください。

団体見学をご希望の方、または検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

電話番号は0761-67-1122です。

カラミめぐりが行われました

4名の方が道路横にあるカラミの遺構を見学している写真

カラミめぐりの様子(2022年5月4日)

【2022年5月4日】

尾小屋の町内に点在するカラミの遺構をめぐる見学会が5月4日(木曜日・祝日)に行われました。

キハ3と鉱山電車(トロッコ)の体験乗車会が行われました

ポッポ汽車展示館とその前方に停車しているキハ3の外周に敷かれたレールの上を子ども達を乗せた鉱山電車(トロッコ)が走行している様子を写した写真

キハ3をバックに鉱山電車(トロッコ)の体験乗車を楽しむ子供たち(2022年5月4日)

【2022年5月4日】

ポッポ汽車展示館で、恒例の行事「キハ3と鉱山電車(トロッコ)の体験乗車」が行われました。

この日は初めて鉱車の手押し体験も行われました。

遠く東京や神奈川大阪などからの参加者もあり、たいへん盛況でした。キハ3には189名、鉱山電車(トロッコ)には387名、手押し体験には40名の参加がありました。

次回の体験乗車会は、6月26日(日曜日)です。時間は午前10時から午後3時まで、事前申し込みは不要で、どなたでも参加できます。

線路の増設作業が行われました

4名の「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の会員の方がいろいろな道具を使い線路の増設作業をしている写真

線路の増設作業を進める「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の会員たち(2022年4月23日)

【2022年4月23日ほか】

ポッポ汽車展示館の建屋の南側に、乗車体験を一層楽しめるようにするため、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の会員の皆さんの手によって線路の増設作業が進められました。

安全で快適なものになるよう、丁寧に作業が行われました。

ポッポ汽車展示館の周りは春らしくなっています

ポッポ汽車展示館内に展示されている5号機関車の奥で桜が咲いている写真

5号機関車の向こうには桜が咲いているのが見えます(2022年4月7日)

【2022年4月7日~9日】

ポッポ汽車展示館の周囲の桜が咲いています。

花には蝶が集まっています。

桜が咲いている横に建つポッポ汽車展示館内に停車しているキハ3の写真

ポッポ汽車展示館の南側の桜とキハ3の様子(2022年4月9日)

桜の花にとまっている羽を広げた蝶をアップで写した写真

桜の花の蜜を吸う蝶(2022年4月9日)

春の便りが届きました

資料館周辺の桜が咲き始めている風景を写した写真

資料館前の桜が咲き始めました(2022年4月9日)

【2022年4月9日】

里の桜が満開を迎えた今、尾小屋にも春の便りが届きました。

資料館周辺の桜がほころび始めています。ここ数日は暖かくなる予報が出ているので、まもなく満開を迎えることでしょう。

皆さまのお越しをお待ちしています。

雪囲いが外れました

雪囲いの横板を取り外している関係者の方々の写真

ポッポ汽車展示館の雪囲い外し作業の様子

【2022年4月9日】

先週、尾小屋町内会と北陸電力様のご協力により、ポッポ汽車展示館の雪囲いが外されました。

2021-2022年の冬は大雪でしたが雪囲いのおかげで美しい状態を保っていた車両たちが、日差しに輝いて気持ちよさそうです。

3月25日から通常開館します

資料館周辺の雪が溶けてきている風景を写した写真

雪解けが進みました(2022年3月22日)

【2022年3月22日】

先週は気温の高い日が多かったため、一気に雪解けが進みました。

3月25日の冬期休館明けにはすっかり雪が無くなっていることでしょう。

皆様のお越しをお待ちしております。

雪解けが進んでいます

雪で覆われた資料館南側の川の上手で起きた雪崩でできた跡を写した写真

資料館南側の川の上手で起きた雪崩

(2022年3月1日)

【2022年3月】

尾小屋鉱山資料館の冬期休館は3月24日までで、3月25日から再開します。

3月に入り時々雪が降ることがあるものの、雪解けが進み、春が近いことが感じられるようになりました。

雪崩で全体が雪で覆われた資料館南側の川の写真

資料館南側の川の様子。雪崩が起きて雪に覆われています(2022年3月1日)

ところどころ地面が見えている資料館南の川の向こう側の斜面の雪景色を写した写真

資料館南の川の向こう側の斜面。繰り返し雪崩が起きて、地面が見えるようになっています(2022年3月12日)

尾小屋鉱山資料館のこの冬の様子

軒先のそばまで落ちた屋根につもった雪の写真

落ちた屋根雪が軒先に届きそうな様子

(2022年1月4日)

【2022年1月4日~2月末】

2021年から2022年の冬は、たくさん雪が降りました。「数十年に1度の豪雪になるので警戒を」との呼び掛けも複数回ありました。

この冬の尾小屋鉱山資料館周辺の様子を写真でご紹介します。

あたり一面が雪景色で、道路の路肩にたくさんの雪が積もっている中走行している2台の車の 後方から写した写真

資料館前と汽車展示館の間の道の路肩。(2022年1月22日)

たくさんの雪が積もった駐車場に停まっている車の写真

資料館前駐車場。雪山登山の人の車で混雑(2022年1月22日)

一面真っ白な雪の中、尾小屋マインロード入口前の橋の手すりが雪で隠れている写真

尾小屋マインロード入口前。

橋の手すりが隠れている様子(2022年1月31日)

資料館前駐車場に停まった車に少し雪が積もり、吹雪でもやがかかり遠くが見えにくくなってている様子を写した写真

吹雪で遠くが見えにくなった資料館前駐車場(2022年2月21日)

冬がやってきました

脚立にのった男性に周りの男性が横板を渡している、車庫の側面を覆うように板をはる雪囲いの作業の様子を写した写真

11月28日に行われた雪囲いの様子

【2021年11月28日】

11月30日で通常開館が終了し、12月1日から来年3月24日まで冬期休館となります。

指先がしびれるような寒い日でしたが、小松市立ポッポ汽車展示館の雪囲い作業が、尾小屋町内会、北陸電力の皆さんの手により行われ、雪への備えが整いました。

鉱山電車(トロッコ)の修復作業が終わり、鉱山資料館前に設置されました

資料館前に設置されたオレンジ色の鉱山電車の車体全体を左斜め前から写した写真

資料館前に設置された鉱山電車

【2021年11月28日】

今年5月に始まった鉱山電車(トロッコ)の修復作業は、11月28日に終了しました。

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんが休日の度にたいへんな作業を重ねられ、ようやく往時の姿を取り戻すことができました。

この日は、修復作業をしていたポッポ汽車展示館の建物後ろから鉱山資料館の前に大型機械を使って移動して設置する作業が行われました。

これから訪れる冬に備えシートで覆われるため、この姿はこの日のわずかな時間だけ見ることができました。来年の大型連休まで、しばらくお別れです。

その後は、尾小屋鉱山資料館の顔として皆さまをお迎えします。

鉱山電車(トロッコ)の修復作業が間もなく終わります

男性が鉱山電車の仕上げ塗装をしている作業の様子を写した写真

鉱山電車の仕上げ塗装をする様子

【2021年11月中旬】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんによって進められている鉱山電車(トロッコ)の修復作業は、いよいよ大詰めとなりました。

錆びてボロボロになりほとんど骨組みだけだったものが、仕上げ塗装まで進みました。

まもなく、完了します。

2022年ゆうちょカレンダーに尾小屋が登場します

「ゆうちょマチオモイカレンダー2022」に蒸気機関車や尾小屋鉄道、尾小屋マインロード、ポッポ汽車展示館がイラストで描かれた12月のカレンダーを写した写真

尾小屋が描かれた2022年の郵便局のカレンダー

【2021年11月】

寒い日が多くなり、年末が近づいてきたのを感じるようになりました。

石川県出身のイラストレーター・ホリウチイツさんが尾小屋の町を描いた絵が、「ゆうちょマチオモイカレンダー2022」になりました。

京都を拠点に活動されているホリグチイツさんが、おばあちゃんへの思いを込めて描かれた作品です。尾小屋鉄道、尾小屋マインロード、ポッポ汽車展示館が描かれています。にぎやかな画面から、作者のおばあちゃんへの深い思いが伝わってきます。

令和3年度第6回「カラミの街・尾小屋をめぐる」を開催しました

解説を聞きながら尾小屋のカラミの擁壁を見学している参加者の方々の写真

解説を聞きながらカラミの擁壁を見上げる参加者

【2021年11月7日】

カラミ見学会が11月7日が開催されました。

あたりの木々は赤や黄色に色づき見頃となる中、温かい日差しの小春日和のカラミ見学会となりました。県内外から集まった参加者は、尾小屋に点在するカラミ煉瓦でできた遺構を見て回り、その独特の景観を楽しみ、また大切さを肌で感じられたようです。

今年度の見学会はこれで終了となります。次回は来年の春に開催する予定です。

カモシカが遊びに来ました

ポッポ汽車展示館前駐車場にたたずむ1頭のカモシカの写真

ポッポ汽車展示館前にやってきたカモシカ

【2021年11月1日】

 朝、8時30分頃、ポッポ汽車展示館前駐車場に1頭のカモシカがいました。こちらを見つめたまましばらくその場に立っていました。このあと、大倉岳高原スキー場方面へゆったりと歩いて去っていきました。この周辺を縄張りにしているのでしょう。

 カモシカは、特別天然記念物に指定されている動物で、保護の対象です。資料館やポッポ汽車展示館の周辺でもしも見かけたら、怪我などしておらず健康な個体の場合はそうっとしておいてください。足を引きずっていたり、自力で動くことができなかったり、死んでしまっている場合は、尾小屋鉱山資料館または小松市文化振興課へ連絡くださるよう、お願いいたします。

マインロードの再開の日にちが決まりました

照明が照らされているマインロード内部の一直線に奥まで続く通路を写した写真

マインロード内部

【2021年11月1日より】

安全点検のために閉鎖しておりました「尾小屋マインロード」が、2021年11月1日(月曜日)に再び公開することが決まりました。

「いつ、再開されますか」というお問い合わせを多数いただいておりましたが、来月1日からということが決まりました。長らくご心配、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

利用者の皆さまには、「実際に使われていた坑道」を体感していただけます。

すっかり秋めいてきました

紅葉が見え始めた山の中に佇む資料館の周辺全体を写した写真

10月19日の資料館の様子

【2021年10月19日】

数日前は冷房が必要なくらい気温が高かったのに、一昨日より急に冷え込み、資料館周辺はすっかり秋の装いとなってきました。

この時期は登山に適した気候であるため、土曜日、日曜日には、ポッポ汽車展示館も鉱山資料館も駐車場が足りなくなるほど大勢の方が来られています。

令和3年度第5回「カラミの街・尾小屋をめぐる」を開催しました

周りが木々で覆われたカラミでできた地下室を指さしている館長と、のぞきこんでいる参加者の方々を写した写真

館長が指さす、カラミ煉瓦でできた地下室の遺構を見つめる参加者

【2021年10月3日】

令和元年度から始まった「カラミの街・尾小屋をめぐる」は、コロナ感染症拡大防止の観点から6月6日と8月21日開催分は中止となり、今年度3回目の開催となりました。

爽やかな晴天に恵まれ、23名の参加がありました。鉱山が稼働しているときは大勢の住人がいてたいへん賑わっていた「尾小屋銀座」を中心に、四ツ目館長の案内でカラミ煉瓦の遺構を約1時間かけて徒歩で見て回りました。

次回は今年度の最後となる回で、11月7日開催予定です。

現在、参加申し込みを受け付け中です。ご予約は、当館まで電話、Eメール等でお願いします。

キハ3と尾小屋鉱山電車の体験乗車会は盛況でした

建屋に停車したキハ3の入口から順番に降りてくる参加者の方々を写した写真

キハ3の体験乗車を終えて降車するお客様

【2021年10月3日】

ポッポ汽車展示館で恒例となっている「キハ3と尾小屋鉱山電車の体験乗車会」は、爽やかな青空の下で行われ、大勢のお客様が来られ、たいへんなにぎわいでした。

キハ3には214人、鉱山電車(トロッコ)には426人を迎え、一時は、乗車待ちの列がかなりの長さになりました。

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんが手際よく運行をされたおかげで、事故や混乱がなく無事にイベントが終わりました。

公開運転と体験乗車の準備が行われました

3名の関係者の方々が線路のレールのつなぎ目の確認を行っている写真

ポッポ汽車展示館の駐車場に線路を敷く作業をする様子

【2021年10月2日】

いよいよ明日に迫った、キハ3と鉱山電車の体験乗車会の準備のため、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんが、線路を敷いたり、車両の整備や試運転をしたりという準備作業をされました。

写真は、鉱山電車(トロッコ)が走る線路をポッポ汽車展示館の駐車場に敷いている様子です。安全で乗り心地が良いものになるよう、高さを調節するなど細かい作業が行われています。

今年度の公開運転は10月3日が最終回となります。晴れが見込まれ、大勢のお客が来られるでしょう。

マインロード前の橋の付け替え工事が終わりました

木材で造られた手すり付きの新しくなったマインロード前の橋を写した写真

完成した橋

【2021年9月29日】

老朽化して危険だったマインロード前の橋を撤去し、新たなものを付ける工事が終わりました。新鮮な木の香りがし、手すりはすべすべです。床板は浅い溝が刻んであり、濡れても滑りにくくなっています。

(注意)マインロードはまだ閉鎖しています。

鉱山電車(トロッコ)の修理作業が進行中です

いろいろな機械が置かれている場所で手前の男性は座りながら鉱車の部品の熔接をし、奥の男性は他の作業をしている写真

鉱車の部品の熔接をしている様子

【2021年8月~9月】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会によって鉱山電車(トロッコ)の修復作業が進められたいます。錆び落とし作業が終わった箇所から順に、錆止め塗料の塗布、塗装が行われ、少しずつ丈夫で美しく変わってきています。

また、不足する部品や補強のための部品が熔接によって取り付けられてます。

開館時間の短縮を解除します

【2021年9月23日】

新型コロナのまん延防止等重点措置地域に指定されたことによる、開館時間の短縮を2021年9月24日より解除し、下記のとおり通常の開館とします。

開館時間=午前9時より午後5時まで。

休館日=毎週水曜日(ただし、祝日は除く)、祝日の翌日(ただし、土曜日、日曜日、祝日は除く)、12月1日から翌年3月24日まで。

まん延防止等重点措置地域の指定期間が延長されました

赤く熟したたくさんのヤマボウシの実がなっている枝を写した写真

ヤマボウシの実が熟して赤くなっている様子

【2021年9月11日】

新のコロナのまん延防止等重点措置地域に指定が延長されたのに伴い、開館時間を短縮することとします。

開館時間は、午前9時から午後4時です。

写真は、館の建物の後ろにあるヤマボウシです。実が熟して赤くなっています。

体験乗車と公開運転が行われました

キハ3の周りを走っている体験乗車の鉱山電車(トロッコ)を写した写真

体験乗車の様子。後ろにあるのはキハ3

【2021年8月21日】

ポッポ汽車展示館で、鉱山電車(トロッコ)の体験乗車とキハ3の公開運転が行われました。

前の週から雨の日が多かったのですが、この日は気持ちよく晴れ渡りました。

コロナ感染症対策として、手指消毒、マスク着用、ひとつおき乗車、入れ替えごとの車両消毒を徹底して鉱山電車の運行が行われました。

 親子連れなど115名が 乗車し、夏休み最後の想い出づくりをされました。

開館時間短縮のお知らせ

【2021年8月20日】

新型コロナウイルス感染症拡まん延防止等重点措置の実施期間が9月12日まで延長となることが決まりました。

当館は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、9月12日(日曜日)まで、開館時間を午前10時から午後4時に短縮します。ご了承ください。

なお、当館を利用される場合は、引き続き、マスクの着用、検温、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保、緊急連絡先の提出など、感染症対策にご協力願います。

機関車の修復作業が進行中です

鉱山電車の機関車の内部の錆び落としの作業をしている手元をアップで写した写真

機関車の内側の錆び落としの様子

【2021年8月5日ほか】

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんの手で、ポッポ汽車展示館の後ろに移された機関車の修復作業が進められています。

土曜日、日曜日を中心に守る会の皆さんが朝から日暮れ近くまで作業にあたっています。

鉱山電車の機関車が作業のために移動しました

関係者が見守る中クレーンで引き上げられている鉱山電車の機関車の写真

機関車を移動する様子

【2021年7月下旬】

資料館の前に置いてあった鉱山電車の機関車が、熔接等を行う目的でポッポ汽車展示館の建物の後ろに移されました。

鉱山電車(トロッコ)の修復、進行中です

男性が鉱車の車輪のさび落としをしている写真

鉱車の錆び落とし作業の様子

【2021年7月18日ほか】

今春より「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんの手によって始まった鉱山電車の修復作業は、気温が35度を超える日もある中で錆び落としや代替の部品の熔接作業が進められています。

今にも崩れ落ちそうなボロボロの状態だったものが、少しずつ、少しずつ、元の姿に近づいています。

尾小屋鉱山資料館及びポッポ汽車展示館周辺の雑草の駆除について

ワルナスビを除去している小型のガスバーナーの先をアップで写した写真

ワルナスビを小型のバーナーで駆除する様子

【2021年7月12日】

尾小屋鉱山資料館及びポッポ汽車展示館の周辺の整備・美化活動として、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」「特定非営利活動法人カラミの街保存会」がボランティアで除草作業を続けてくれています。

雑草が生えていると美観を損なうだけでなく、植物の持つ毒やダニの被害にあう危険性が高まります。そのため、継続的な除草作業が必要となります。

ワルナスビは、全国の道ばたや牧草地で繁殖している厄介な存在として知られ、資料館周辺にもたくさん生えています。この植物は、葉にも茎にも刺があり、毒も持っています。その毒はジャガイモの新芽に含まれる毒と同じもので、溶血作用があり、危険です。

写真は、小型のバーナーを使い、ワルナスビだけを駆除しているところです。

教育活動での利用について

サマースクールに参加した大学院生らが坑道内で説明を聞いている写真

金沢大学環日本海域環境研究センター低レベル放射能実験施設のサマースクールの様子

【2021年7月12日】

当館は通常の利用の場合、入館料が必要になります(=一般は有料、高校生以下無料)。ただし、教育活動での利用については減免がありますので、事前にご相談ください。

写真は、7月12日に来館された金沢大学環日本海域環境研究センター低レベル放射能実験施設のサマースクールの様子です。参加者の大学院生と引率の先生の入館料が免除となりました。

令和3年度第3回「カラミの街・尾小屋をめぐる」が開催されました

道路から奥に見えるカラミ煉瓦製の地下室の説明を聞いている参加者の方々の写真

館長の説明でカラミ煉瓦製の地下室を見下ろす参加者

【2021年7月4日】

尾小屋鉱山資料館主催の町歩きイベント・令和3年度第3回「カラミの街・尾小屋をめぐる」が7月4日(日曜日)に開催されました。6月6日に開催予定だった第2回がコロナ感染拡大防止の観点から中止となったため、参加者の多くは第2回に申し込んだ方で、待っている期間が長かった分、一層、楽しまれたようです。

取材記者を含め、15名の参加がありました。

2021年7月4日にキハ3と尾小屋鉱山電車の体験乗車会が行われました

2人の子どもと年配のご夫婦が鉱山電車に乗車して楽しんでいる様子を写した写真

子連れの方だけでなく、若い方やもう少し年配の方も鉱山電車に乗車して楽しまれている様子

【2021年7月4日】

今年度3回目となる「キハ3と尾小屋鉱山電車体験乗車会」(なつかしの尾小屋鉄道を守る会主催)が2021年7月4日(日曜日)、午前10時から午後3時まで、ポッポ汽車展示館で行われました。この日も、お客様にマスク着用、乗車前の手指消毒をお願いするとともに、乗客入れ替えの度にアルコール消毒をするというコロナ対策を行いながらの実施でした。

鉱山電車(=トロッコ)には97名が乗車されました。

トレイルランナーズカップ石川大倉岳2021が開催されました

給水所のテントが設置された遊歩道を歩く参加者の方々の写真

尾小屋鉱山資料館の後ろの遊歩道に設けられた給水所の様子

【2021年7月4日】

「トレイルランナーズカップ石川大倉岳2021」(トレイルランナーズ主催)が、大倉岳高原スキー場をスタートし、尾小屋鉱山資料館すぐ後ろの遊歩道で折り返す約4キロメートルのコースで開催されました。

当館の建物のすぐ後ろが折り返し地点で、給水所が設けられました。

同じ日に、「カラミの街・尾小屋をめぐる」と「キハ3と尾小屋鉱山電車体験乗車会」が開かれたので、尾小屋周辺はたいへんなにぎわいとなりました。

ポッポ汽車展示館の体験乗車会前日の準備

5名の関係者の方々が試運転のため鉱車に乗車している写真

体験乗車会前日の鉱山電車(=トロッコ)の試運転の様子

【2021年7月3日】

翌日7月4日が「キハ3と尾小屋鉱山電車体験乗車会」のため、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんが、ポッポ汽車展示館を周回する線路を敷設と、車両の点検・調整の作業をされました。

市の内外から大勢のお客様が来られて乗車されるので、事故や怪我が起こらないようにすることが最も大切になります。そのため、空の状態ではなくお客様が乗車された状態を想定した試運転が何度も行われ、微妙な調整が重ねられ、イベント当日を迎えることになります。

写真は、鉱山電車の試運転の様子です。

鉱車のレストア作業が続いています

機械から火花を散らしながら鉱車の鉄板の錆おとしをしている作業者の手元を写した写真

鉱車の鉄板の錆びを落としている様子

【2021年6月27日】

マインロード(=坑道)から出した鉱車と電気機関車のレストア作業が、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の方によって進められています。

写真は、6月27日に行われた、鉱車から外した鉄板の錆びを落とす作業の様子です。

テレビの取材を受けました

資料館玄関の銘板前に立つ、館長の四ツ目さんと塚田誉アナウンサーの記念写真

資料館玄関前での記念撮影(左=四ツ目館長、右=塚田アナウンサー)

【2021年6月21日】

石川県内を放送エリアとする地元テレビ局のテレビ金沢の取材を受けました。

塚田誉アナウンサーが石川県内の市や町をめぐり、そこで出会った人たちにその地域を案内してもらう『塚田誉のドコ行く』というコーナーです。

2021年7月5日の週の「となりのテレ金ちゃん」(午後3時53分~)の中で紹介されるそうです。尾小屋の町の取材の様子は、数回に分けて放送される見込みです。

【重要なお知らせ】尾小屋マインロードを一時的に閉鎖します

尾小屋鉱山資料館の付属施設の「尾小屋マインロード」の内部を写した写真

尾小屋マインロード内部

【2021年6月14日】

重要なお知らせです。

尾小屋鉱山資料館の付属施設の「尾小屋マインロード」は、安全確認のため、一時的に閉鎖することとなりました。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、お願い致します。再開時期は未定です。

マインロードの閉鎖期間中でも、鉱山資料館は通常どおり開館します。

入館料は、マインロード閉鎖中は次の通りとなります。

一般300円、団体250円

なお、免除及び団体の取り扱いは従来通りです。ただし、いしかわ旅ぱすぽーと、石川子育てプレミアムぱすぽーと、JAF会員等の団体割引は、100円引きではなく、通常料金から団体料金への割引となるため50円引きとなります。

ポッポ汽車展示館で体験乗車会が行われました

関係者の方が見守る中、鉱山電車(=トロッコ)の乗車体験を楽しんでいる方々の写真

鉱山電車(=トロッコ)の乗車体験コースは、キハ3の前を通ります

【2021年6月6日】

恒例となっているなつかしの尾小屋鉄道を守る会主催のイベント「体験乗車会」が、2021年6月6日に行われました。

コロナ過での開催となるため、県をまたぐ移動を避けてもらい、感染対策をしっかり行っての実施となりました。

乳児からお年寄りまで、183名のお客様が鉱山電車(=トロッコ)に乗車され、皆さん、笑顔になりました。

公開運転・体験乗車に向けて除草作業が行われました

たくさん生えた草に除草剤をまいている男性の様子を前から写した写真

除草作業(=除草剤の散布)の様子

【2021年6月1日】

6月6日にポッポ汽車展示館で行われる車両の公開運転と鉱山電車(トロッコ)の体験乗車に向けて、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の方が、周辺の除草作業をされました。刈り払い機による除草だけではすぐに雑草が伸びてくるので、除草剤の散布もしています。

おかげで、ポッポ汽車展示館と鉱山資料館の周辺は日に日にきれいになってきました。

鉱車の修復作業が進行中です

機械を使い錆び落としをしている男性の手元をアップで写した写真

鉱車の錆びが落とされる様子

【2021年5月30日】

錆びが進行してボロボロになっていた鉄板が撤去された鉱車は、枠の錆びを落として錆止め塗装がされる作業が進められています。

写真は、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の方が、電動グラインダーを使って鉱車の枠の錆びを慎重に落としている様子です。

鉱車の修復作業が進進行中です

電動グラインダーで3両目の鉱車の錆おとしをしている黄色のヘルメット姿の男性の写真

鉱車の錆びをグラインダーで落とす様子

【2021年5月23日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の手によって、日々、鉱山電車の修復作業が進められています。

写真は、錆びが進行して鉄板が崩壊したものの丈夫な枠だけは残っていた鉱車をよみがえらせるために、電動グラインダーを用いて錆を落としている様子です。

毎回というわけではありませんが、修復作業の様子は可能な限りご紹介していきます。

3両目の鉱車が修復作業場所へ移されました

3両目の鉱車を4名の作業員が力を合わせて押して移動させている写真

鉱車を修復場所に移動している様子

【2021年5月16日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんの手によって修復のためにマインロードから出された鉱山電車( =トロッコ)は、次々と修復場所に移動されましたが、最後まで残っていた3両目の鉱車が、修復場所となるポッポ汽車展示館の裏に移されました。

鉱山電車の修復作業が進行中です

黄色のヘルメット姿の男性がしゃがみ込んでバッテリーカーの錆を落としている様子を横から写した写真

バッテリーカー(電気機関車)の修復作業

【2021年5月15日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会が行っている鉱山電車の修理作業が引き続き行われました。写真は、鉱山資料館駐車場前に移動したバッテリーカー(電気機関車)の錆びを落とす作業の様子です。

キハ3と鉱山電車の公開運転と乗車体験が行われました

停車しているキハ3の前方を通過している鉱山電車の体験乗車をしている参加者の方々の写真

キハ3の前を通る鉱山電車(体験乗車の様子)

【2021年5月4日】

ポッポ汽車展示館で、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の主催で、キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車会が開催されました。

市の内外から集まった鉄道好きや親子連れや、同日行われた鉱山資料館主催の「カラミの街・尾小屋をめぐる」の参加者も、このイベントを満喫しました。

キハ3の乗車人数は113名、鉱山電車の乗車人数は204名と、たいへんなにぎわいでした。

皆さま、ありがとうございます。

令和3年度第1回「カラミの街・尾小屋をめぐる」が開催されました

カラミ煉瓦でできた地下室を上から見学している参加者の方々の写真

カラミ煉瓦でできた地下室を見学する様子

【2021年5月4日】

「カラミの街・尾小屋をめぐる」は、尾小屋鉱山資料館の館長の案内で町内のカラミの遺構や建物をめぐるツアーで、令和元年(2019年)に始まりました。5月4日の会は、令和3年度の第1回目でした。

参加者は、電話やEメールで事前に申し込んだ15名で、かつての「尾小屋銀座」や「鉱山事務所前」等のカラミ煉瓦でできた基礎や擁壁や建物を1時間余りかけて見学しました。

見学コースは、特定非営利活動法人カラミの街保存会の協力で除草や清掃が行われ、黒々とした六角柱カラミが広範囲に見えるようになっており、参加者はその迫力に驚くとともに、鉱山町として栄えた当時に思いを馳せていました。

5月4日の公開運転と体験乗車のための準備が行われました

駐車場から鉱山電車(トロッコ)の試運転の様子を写した写真

鉱山電車(トロッコ)の試運転の様子

【2021年5月3日】

翌日は、なつかしの尾小屋鉄道を守る会主催「キハ3と鉱山電車の公開運転と体験乗車」が開催されるため、5月3日は、線路の敷設、列車の整備、試運転等が行われました。お客様が安心して乗車体験を楽しめるよう、どの作業も入念に行われました。

修理のために鉱車がポッポ汽車展示館の後ろに移動しました

数名の関係者の方々がカッパを着て、鉱車を押してポッポ汽車展示館の後ろに移動させている写真

ポッポ汽車展示館の後ろに鉱車を移動する様子

【2021年5月2日】

鉱山電車(バッテリー車)を鉱山資料館に移動したのと同じ日、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんにより、鉱車がポッポ汽車展示館の後ろに移されました。冷たい雨の中、フォークリフトと人力での移動作業となりました。

この先は、なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんの活動日に、錆を落としたり、部品を交換したりする作業が進められます。その作業は、鉱山電車(バッテリー車)の修理作業と並行して行われる予定です。

鉱山電車(バッテリー車)が資料館前に移動しました

数名の関係者でユニック車で吊り上げられたバッテリー車の周りを車輪が線路から外れないようにおさえている写真

バッテリー車をユニックで吊り上げて線路に移動する様子

【2021年5月2日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の皆さんの手によって、鉱山資料館の前に整備された線路に、鉱山電車(バッテリー車)が移されました。

まずマインロード前に仮設の線路を敷き、けん引ロープで広い道まで出し、フォークリフトを使って駐車場まで移動し、続いてユニックで吊り上げて線路に置く、という手順で作業が進められ、無事に移動が完了しました。

ポッポ汽車展示館周辺とカラミ見学会のコースの草刈りが行われました

体験乗車の線路付近から草刈り後のポッポ汽車展示館周辺の様子を写した写真

草刈りが行われ、スッキリきれいになったポッポ汽車展示館

【2021年4月27日】

5月4日の「ポッポ汽車展示館の公開運転と体験乗車」と「カラミの街・尾小屋をめぐる」の開催に向け、ポッポ汽車展示館周辺と見学会のコースの草刈りが、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」と「特定非営利活動法人カラミの街保存会」の会員の方々によって、継続的に行われています。4月27日には、ポッポ汽車展示館周辺とカラミ見学会のコース(=尾小屋の中心部ほか)の草刈りが終わり、スッキリきれいになりました。

でも、草木がどんどん繁茂する季節を迎えるため、これから先も草刈り作業は継続的に行われます。

マインロード(=坑道)前の仮設線路の準備と、鉱車の坑道の外への移動が行われました

仮線路の接合部を確認している作業者の方々の写真

鉱山電車にマインロード(=坑道)前の橋を渡らせるための仮線路の敷設シュミレーションの様子

【2021年4月25日、午後】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の午後の活動は、重機を使った次の作業に備えての、マインロード(=坑道)の前の橋に仮線路を敷設する準備と、鉱車を坑道の外への移動でした。

次回は、フォークリフトやユニックを使って鉱山電車などを移動する作業が行われます。

鉱山電車を載せる線路の敷設が行われました

3名の作業者で線路を敷設している様子を写した写真

線路を敷設する様子

【2021年4月25日、午前】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会により、鉱山電車設置場所の整備が引き続き行われました。この日、レールを枕木に固定する作業が終わり、次は鉱山電車をマインロード(=坑道)の前からここに移動することになります。

鉱山電車設置場所を整備する作業が引き続き行われました

カッパ姿の4名程の関係者の方々が軽トラックに土を運んでいる様子を荷台の反対側から写した写真

土を軽トラックに積み込む作業の様子

【2021年4月17日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の会員が、引き続き、鉱山電車を設置する場所の整備作業を行いました。写真は、かさ上げするために使う土を軽トラックに積み込む作業の様子です。

鉱山電車を設置して修理する場所の整地作業

2名がスコップを使い軽トラックから土をおろし、1名が鉱山電車を設置する場所に入れた土を固めている写真

土を入れて固める作業の様子

【2021年4月11日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の会員が、鉱山電車を設置して修理する場所の整備作業を行いました。前回に引き続き、トラックで運んだ土を盛り、枕木を固定し固めながら平らにする作業です。地道な作業はまだしばらく続きそうです。

鉱山電車を坑道から出す作業が行われました

2人で坑道の中にある鉱山電車をだそうと作業をしている様子を写した写真

坑道から鉱山電車を出す作業の様子

【2021年4月4日】

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の活動日で、全国から会員の皆さんが集まりました。

写真は、尾小屋マインロードに展示している鉱山電車を坑道の外に出す作業の様子です。坑道内は湿度が非常に高いため錆が進行し傷みが目立っていたので、修復することとなったものです。

今後は少しずつ修復作業が進められ、時期は決まっていませんが、往時の姿を取り戻す日がやってきます。

ポッポ汽車展示館の雪囲い外し作業

脚立を使いながら雪囲い外しの作業を行っている方々を写した写真

雪囲い外し作業の様子

【2021年4月4日】

冬の間、雪から車両を守るために設置されていたポッポ汽車展示館の雪囲いが、尾小屋町内会、北陸電力ほかボランティアの皆さんによって、外されました。

3両の車両全てがよく見えるようになり、多くの方が来られるのを待っています。

桜が満開となりました

ポッポ汽車展示館の駐車場の上の桜が満開に咲いている様子を写した写真

満開の桜とポッポ汽車展示館

【2021年4月1日】

暖かい日が続き、例年より早くポッポ汽車展示館の前の桜が満開となりました。雪囲いを外した後だと、もっと写真映えしただろうと思います。

令和3年3月25日、冬季休館が終わりました

桜が開花している駐車場横に建つ白い外壁の資料館の写真

桜が咲く中、オープンした資料館

【2021年3月25日】

12月1日からの冬季休館が明け、3月25日から開館となりました。桜の花は例年より早い開花となりました。

ポッポ汽車展示館の雪囲い作業

雪囲いのため、車庫の側面をふさぐように材木を打ち付けて固定する作業が、ポッポ汽車展示館の端に展示されているキハ3の前まで進んできている様子を写した写真

雪囲い作業の様子

【2020年11月29日】

鉱山資料館が11月30日をもって冬季休館に入るのに合わせ、ポッポ汽車展示館の雪囲い作業が、尾小屋町内会、北陸電力ほかボランティアの皆さんにより行われました。

これで、いつ大雪が降っても安心です。

令和2年度「第3回カラミの街・尾小屋をめぐる」の開催について

旧鉱山事務所前へ向う道にあるコンクリート橋の説明を聞いている見学者の後方から写した写真

旧鉱山事務所へ向かう道に残るコンクリート橋を近くで見学する様子

【2020年10月17日】

令和2年度の最後となる「第3回カラミの街・尾小屋をめぐる」を10月17日(土曜日)に開催しました。

尾小屋鉱山で働いていた方や、親が鉱山や関連企業に勤めていた方や、鉱山や鉄道が好きという方など、26名の参加がありました。見学する場所場所で、「なつかしい」という声を上げたり、「こんなの見たことない」と驚かれたり、とても盛り上がりました。

毎回カラミめぐりに来てくださる参加者の皆さんの多くは、「よかった」「これは多くの人に伝えるべき」など好意的な感想を述べられました。横浜から参加された方は「保存活動を応援したい」と協力を申し出てくださるなど、新たなつながりもできました。

ポッポ汽車展示館の公開運転の実施について

覆屋から屋外に停車しているキハ3の前を通過している、オレンジの機関車(バッテリーカー)と連結された2両の緑色のトロッコの写真

覆屋から出されたキハ3をバックに、トロッコが走る様子

【2020年10月4日】

なつかしの尾小屋鉄道を守る会により、午後1時から3時まで車両の公開運転が開催されました。新型コロナの影響で開催回数が減り、この日が今年最後の会でした。

キハ3は覆屋から出され、全貌を披露しました。鉱山電車は、市の内外から来られた多くのお客様を迎え、休む間もなく運転しました。参加者数は予想を超える207名。最後はバッテリー切れで手押しするほどだったそうです。

皆様、ありがとうございました。

キハ3の試乗(第2回「カラミの街・尾小屋をめぐる」の開催に合わせて)

10数名が乗車したキハ3に乗ったお客様で、一番手前に座っている子どもがカメラにむかってVサインをして喜んでいる写真

キハ3の体験乗車の様子。1番前はVサインを出す幼児

【2020年9月19日】

令和2年度第2回「カラミの街・尾小屋をめぐる」を9月19日午前10時から11時まで開催したのに合わせ 参加者に「懐かしい気持ちを味わってもらおう」と、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんがキハ3を特別に動かしてくれました。

カラミめぐりは、金沢市、能美市、神奈川県など県の内外の方が参加しましたが、尾小屋鉄道に乗ったことがある人も、初めて見たという人も、「守る会」の皆さんの粋な計らいに、とても喜んでいる様子でした。

令和2年度第2回「カラミの街・尾小屋をめぐる」について

館長が参加者の方々に説明する周りを、テレビ取材の方が囲んでいる写真

館長が解説する様子。周りをテレビの取材が取り囲んでいます

【2020年9月19日】

令和2年度第2回「カラミの街・尾小屋をめぐる」を開催しました。

尾小屋町に住んでいたという方、鉱山で働く人のための社宅に住んでいたという方、尾小屋鉱山で働いていた方とそのご一家、鉄道が好きで全国を回っているご夫婦、テレビで尾小屋鉱山の紹介をしているのを見て申し込んだという方、いろいろな方が参加し、定員を少し超えました。

また、テレビ小松と北陸朝日放送が同行取材をし、このイベントの様子が、近く放送される予定です。(9月22日、9月24日~)

多くの方に興味を持っていただき、街の歴史や魅力を知ってもらう良い機会となりました。

ポッポ汽車展示館の辺りの見通しがよくなりました

ポッポ汽車展示館後ろから見下ろす木々の中に旧浴場と橋が見えている風景写真

木々や草に覆われて真っ暗だった浴場跡地に光が当たる様子がよく見えます

【2020年9月12日】

ポッポ汽車展示館の向こう側は木々に覆われて鬱蒼とした森のような状態でしたが、枝打ちや草刈りのボランティアにきてくださっている山口さんの手できれいになり、一般浴場跡やコンクリート橋まで見通せるようになりました。

真っ暗な森だった場所に日光があたる様子を、高い位置にあるポッポ汽車展示館裏から見ることができます。

整備が進み、カラミがよく見えるようになりました

伐採や除草された後のカラミや石垣の写真

旧鉱山事務所の下部。カラミの擁壁、積石の擁壁が露わになりました

【2020年8月22日】

カラミをよく見えるようにし、その価値を高めようと多くのボランティアの方が伐採や除草の作業を進めてくれています。

おかげで、以前は土や木々や草で覆いつくされていたカラミや石垣が、元の迫力ある姿を私たちに見せてくれるようになりました。

ポッポ汽車展示館の公開運転の実施について

キハ3の後ろを通過しているオレンジ色の鉱山電車(トロッコ)に連結された木製トロッコに乗車し3名で手を振っている家族を写した写真

鉱山電車(トロッコ)の体験乗車の様子

【2020年8月22日】

新型コロナ感染症拡大防止の観点から開催を延期していた公開運転ですが、8月22日に「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんにより、開催されました。

キハ3とハフ1は連結した状態で屋外展示され、鉱山電車は、この日のために特別に敷設したレールを1周回るという乗車体験が行われました。午前10時から午後3時までの間に、約160名が見学や体験乗車に参加されました。

テレビ取材について

資料館の中央に展示されている大型模型の説明を聞いている2名の写真

資料館1階の坑道の大型模型を前に鉱山の全容の紹介に耳を傾けられる様子

【2020年8月13日】

地元のテレビ局・北陸朝日放送のディレクターが「大人の社会科見学」に適したスポットを紹介するコーナーで尾小屋鉱山資料館と尾小屋マインロード、カラミの街を取り上げたい、ということで、ロケハン(=ロケハンティング。番組制作のための下見)に来られました。

資料館とマインロードで、尾小屋鉱山の歴史や文化についてご紹介した後、町のあちらこちらに残るカラミの擁壁や建物をご案内しました。

「視聴者に知ってもらいたい情報がたくさんある。1回の放送では伝えきれないかも…」と尾小屋の魅力が数多くあることに驚いておいででした。

来週撮影に来られ、9月1日の「ゆうどき」(15時38分~)の番組内で紹介される予定です。

令和2年度第1回「カラミの街・尾小屋をめぐる」について

亀甲カラミの擁壁とその左手にあるコンクリート橋を見学している参加者の人達の写真

カラミめぐりの様子(正面は亀甲カラミの擁壁。左手はコンクリート橋)

【2020年8月8日】

昨年度から実施しているカラミ見学会ですが、今年度は新型コロナ感染症拡大防止の観点から実施を見送っていましたが、8月8日に第1回の実施となりました。

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」や「カラミ保存会」の応援もあり、35名の参加となりました。また、地元新聞社が取材に来られました。

尾小屋の街に独特の亀甲カラミの残る景観を知っていただくことにつながったと思います。次回の見学会は9月19日に開催します。

また、「守る会」の皆さんが、公開運転の日ではなかったのですが、見学会参加者がキハ3に試乗する機会を設けてくださいました。

若者が応援してくれる嬉しさ

脚立を使い高校1年生の北野智広さんが生えた木や草を除草しカラミの整備をしている写真

高校1年生の北野智広さんがカラミ保存の応援に駆けつけてくれました

【2020年8月6日】

「カラミの街・尾小屋をめぐる」の開催が近づき、カラミの整備保存活動に、高校1年生の北野智広さんが駆けつけてくれました。

北野さんは中学生の時から自転車に乗って山の上に立つ当資料館に通っていました。今日は、「カラミ保存活動に協力してる人を募集している」というこのHPを見て、「行かなくちゃ!」と学校が終わったその足で、自転車を漕いで、来ててくれました。

若い人にも保存活動の輪が広まってゆくのは何よりも嬉しいです。

大学等の見学について

ガラスケースの展示物の案内を聞いている北陸大学長谷川ゼミの生徒たちの写真

北陸大学長谷川ゼミを案内している様子

【2020年7月末~8月初旬】

当館では、金沢大学、金沢工業大学、金沢美術工芸大学、北陸大学等が、授業やゼミの研究のために利用されます。

8月1日には、尾小屋鉱山、尾小屋鉄道を研究するために北陸大学国際コミュニケーション学部の長谷川ゼミが来られました。資料館、マインロードの見学に続き、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の会長にお話しを聞き、「カラミの街」を歩きました。

尾小屋の観光振興について、がゼミの課題になっているということでした。どんな新鮮なアイデアが生まれるのでしょうか。楽しみです。

学生が地面に横1列に座り、キハ3の横で説明をしている男性の話を聞いている写真

なつかしの尾小屋鉄道を守る会の活動について会長に説明してもらう様子

カラミでできた黒い建物の入り口前で立ち止まっている北陸大学長谷川ゼミの生徒たちの写真

カラミでできた建物を観察中

老人会の団体鑑賞について

緑の樹木が生い茂る中、館長の案内を聞いている市内の老人会の団体の方々の写真

坑道の外側にある大きな煙突が1本残っているのを案内している様子

【2020年7月26日】

市内の老人会の団体が団体鑑賞されました。当資料館とマインロードだけでなく、カラミレンガが残る街並みを、館長の案内で巡りました。小松に残る貴重な産業遺産を肌で感じられたようです。

老人会や町内会、子供会等で団体鑑賞を希望される場合は、お気軽にお問い合わせください。

「鉄道整備」「カラミ保存」の活動について

緑色のトロッコに家族連れの人を乗せ試運転をしている写真

トロッコ試運転の際、家族連れに体験してもらっています

【2020年7月26日】

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」のみなさんが、夏休み中のイベントに向けて、鉄道の整備、トロッコの試運転に鉄道の整備、カラミ保存活動に取り組まれました。

「カラミめぐり」が地元紙に掲載されました

令和2年度『カラミの街・尾小屋をめぐる』の開催についての北國新聞の新聞記事の写真

北國新聞2020年7月23日朝刊、31面、石川南版。

【2020年7月24日】

8月8日(土曜日)、9月19日(日曜日)、10月17日(日曜日)に、尾小屋の街のあちらこちらでみられる「カラミ」の擁壁や建物を館長の案内で見学する『カラミの街・尾小屋をめぐる』を行います。

このイベントについて北國新聞が取材に来られ、7月23日に記事が掲載されました。(写真は、北國新聞、2020年7月23日朝刊、31面、石川南版)

この記事が多くの人の目にとまり、カラミめぐりへの参加申し込みが殺到するのではないか、とひそかに期待しています。

また、見学会の時にカラミを見やすく、歩きやすくするために、毎日、草刈りなどの整備を行っています。謝礼をお出しすることはできませんが、道具持参で、お手伝いをしてくれる方を絶賛募集中です

「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の活動について

オレンジの作業着姿の男性がキハ3の車体下にもぐりブレーキの調整をしている写真

キハ3のブレーキ回りを調整しています。

【2020年6月29日】

無償ボランティアで、毎週のように車両の整備や周辺の環境整備(=草刈りなど)に来てくださっている「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんですが、先週土曜日の6月27日も、3名の方が活動に来てくださいました。

ハフ1の電気引き通し栓の修繕と、キハ3のブレーキ回りの修繕が行われました。気のせいかも知れませんが、車両たちがなんとなく喜んでいるように見えました。

関係者3名が車庫からでているキハ3の入口付近に立ち、斜め下から見上げる構図で撮影している記念写真

車庫から出したキハ3の前で記念撮影です。

キハ3が車庫にはいってきた時の写真

キハ3の車庫入れです。

カラミの街の整備の応援について

上:木を両手で持ちながら斜面で作業をしている男性の写真、下:草が刈り取られてカラミが見えるようになった斜面の写真

写真上は、下草や枝打ちをしてくれる山口さん。写真下は、そうしてきれいにカラミが見えるようになった斜面。

【2020年6月25日】

黒く重厚感のある「カラミレンガ」を建築土木材料としてあちこちに用い、独特の景観を形成している尾小屋の街は、住人が減り、芝刈りや枝打ちなどの手入れがあまりなされずに、かなり「荒れた状態」でした。

ここ数年は、『カラミの街・尾小屋』を多くの方に楽しんでもらうために、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんと資料館の館長が、少しずつ木を伐採し、草を刈ってきました。

すると、嬉しいことに、尾小屋にかつて住んでおられた山口さん(=今は街中に暮らしておられる)が、「私も一緒にやる」と、枝打ちや草刈りの作業の応援を買って出てくださいました。

今日までで、かなり広い面積の作業が終わり、草や木に覆われていた斜面が、見違えるようにスッキリしました。

山口さん、ありがとうございます。

当館の活動は多くの方々に支えられていることを、改めて認識しました。

メインストリートの整備の進行状況について

伐採して見通しがよくなった尾小屋のメインストリート周辺を、全体が写るように上から撮影した写真

かつての尾小屋のメインストリート周辺を整備している様子

【2020年5月8日】

かつての尾小屋のメインストリートだった場所は、建物が撤去され、長い年月を経るうちに、土が溜まり、木や草が生い茂って、深い藪になっていました。しかし、直近の2年にわたり、「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の皆さんの協力で、木を伐採し、草を刈り、堆積した土を除去する作業が進んでいます。

県境をまたいでの外出自粛が要請されている折ということで、このゴールデンウィークは県内在住に限って守る会の会員の方々が来てくださいました。

かつての姿が徐々に見えてきました。

新型コロナ感染症拡大防止のために、5月31日まで臨時休館となりますが、再開後には多くの皆様がお越しになるのをお待ちしています。

カラミ見学会に向けての環境整備について

上:道路横の石垣のカラミの周りの草刈りをしている写真、下:チェンソーを使って男性が伐採した木を短く切っている写真

カラミの石垣が見やすくなるよう木を切り道を広げている様子

【2020年5月1日】

製錬の過程で出るカラミを六角柱や直方体にしたものを使った石垣や擁壁が尾小屋の町にはたくさんあります。地図を片手にカラミを訪ねるというイベントを令和元年(2019年)に始めましたが、今年は一層のバージョンアップをして開催したいと考えています。

資料館は現在、新型コロナ感染症対策で臨時休館していますが、その期間中も館長がほぼ毎日、木の伐採や柴刈りをして環境整備をしています。

新型コロナの収束が見えてこない現時点では残念ながら、「いつ開催するか」など具体的なご案内をすることができません。

開催のめどが立ったら、ホームページ等でお知らせします。

今しばらくは、不要不急の外出(=緊急性のない外出)をせず、三密を避けてお過ごしください。

ポッポ汽車の「公開運転」について

鉄道関係の本を複数出されている、いのうえ・こーいちさんがキハ3と記念撮影をしている写真

いのうえ・こーいちさん

【2020年4月18日】

5月4日に予定していた「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」による「公開運転」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、中止となりました。

しかし、「なつかしの屋小屋鉄道を守る会」による保存のための作業は継続して行われています。4月18日も「守る会」の方と、鉄道関係の本を複数出されているいのうえ・こーいちさんが来られました。

臨時休館について

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、5月6日まで臨時休館します。ご了承ください。と書かれた案内表示

臨時休館の表示

【2020年4月16日】

新型コロナウイルス感染症が広がり、政府は「緊急事態宣言」を行いました。これを受けて、当館も5月6日(水曜日・祝日)まで「臨時休館」することになりました。

当館に来られてから「臨時休館」ということを初めてお知りになる方が何人かありました。せっかくお越しになったのに残念です。

1日も早く収束を迎えることを祈るばかりです。

布橋十二ヶ滝と桜について

九分咲きの桜の奥に流れる布橋十二ヶ滝を写した風景写真

撮影日:令和2年(2020年)4月3日

【2020年4月4日】

当館へは、車を使うと国道8号から東山ICで国道416号に入っておよそ13キロ直進で到着します。国道416号は郷谷川に沿っており、途中に、郷谷川が12本の水筋に分かれて流れ落ちる「布橋十二ヶ滝」という素晴らしい場所があります。

4月3日に十二ヶ滝を訪れると、周囲の桜が九分咲きとなっていました。

当館にお越しのお客様には是非、十二ヶ滝と桜の競演をお楽しみいただきたいです。

関連施設

基本情報

尾小屋鉱山資料館
住所 石川県小松市尾小屋町カ1-1
電話 0761-67-1122
休館日 水曜日(祝日の場合、開館)、祝日の翌日(土曜日・日曜日・祝日は開館)
12月1日~翌年3月24日(冬期休館)
開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

入館料
  • 一般 500円
  • 団体(20名以上) 400円
  • 高校生以下は無料
  • 障がい者手帳(本人と付き添い1名)は無料

こまつミュージアムパス(10日券、年間券)が使えます。

(注意)上記入館料で石川県立尾小屋鉱山資料館、尾小屋マインロードの両方を観覧できます。

 マインロードは、一部不通区間があります。

交通
  • 小松駅より車で約30分
  • 小松インターチェンジより車で約40分
  • 小松空港より車で約40分
    (国道8号から東山インターチェンジで国道416号に入り大倉岳スキー場へ直進。大倉岳スキー場駐車場の直前。)
駐車場 普通車約20台(大型バス駐車可)

その他

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この記事に関するお問い合わせ

尾小屋鉱山資料館

〒923-0172 石川県小松市尾小屋町カ1-1

電話・ファクシミリ 0761-67-1122