御幸塚古墳(みゆきづかこふん)
遺跡のある町
今江町
おもな時代
古墳
これまでの発掘調査
小松市:1982年
特徴
月津台地の北部、今江潟と木場潟に挟まれた高台に築かれた前方後円墳。その存在は古くから知られており、明治時代の1898年に発行された『北陸人類學會志』の中で「三湖臺は古墳なり」と報告されています。この三湖臺[さんこだい]は御幸塚古墳のことを指しており、小松市で最初に学術的な視点から古墳と認められました。
昭和57年(1982)の確認調査によって墳丘は全長約30m、後円部径約17mであると推定され、調査時には円筒埴輪[えんとうはにわ]が出土しました。月津台地上に分布する古墳群の中で最古段階に当たる5世紀後葉に築かれたものと考えられ、現在は市指定史跡として保存されています。
遺跡の今のすがた
公園
参考になる本やサイト
小松市文化財調査委員会2001『小松市の文化財』小松市教育委員会
今江町史発行委員会2015『今江町史』
小松市史編集委員会2020『新修小松市史 資料編17 考古』
わからないことがあったら埋蔵文化財センターにきいてみよう
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715

古墳現況

古墳全体図

出土した円筒埴輪(市所蔵)
(注意)
- 市所蔵=小松市埋蔵文化財センター蔵
- 県所蔵=石川県埋蔵文化財センター蔵
- その他=小松市立博物館等
見学可能かどうかは、各施設にお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715
更新日:2023年12月01日