小松市文化財保存活用地域計画について

更新日:2025年07月19日

小松市文化財保存活用地域計画の認定について

小松市では、令和4年から歴史文化遺産を守り活かしていく体制づくりを目的に「小松市文化財保存活用地域計画」の作成を進めてきました。

7月18日(金曜日)に開催された国の文化審議会の文化財分科会において、小松市の文化財保存活用地域計画の認定が文化庁長官に答申され、これを受け、同日、文化庁長官により認定されました。

資料は以下からご覧いただけます。

文化財保存活用地域計画の概要版と本文は以下からご覧いただけます。

令和8年1月25日(日曜日)開催 小松市文化財保存活用地域計画認定記念フォーラム「小松市の歴史文化を活かしたまちづくり」【要事前申込】

小松市文化財保存活用地域計画認定記念フォーラムチラシ

本フォーラムでは、文化財に携わる多様な登壇者が繰り広げるパネルディスカッションを通じて、歴史文化の魅力発信から、文化財継承、地域総がかりでの取り組み方法を探ります。

参加を希望される方は、こまつ電子申請サービス(外部リンク)からお申込みください。

 

小松市文化財保存活用地域計画認定記念フォーラムチラシダウンロード(PDFファイル:322.9KB)

認定記念フォーラム概要
会場 サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館3Dスタジオ(小松市こまつの杜2番地)
時間 13時30分~16時(受付開始13時~)
定員 80名(定員に達し次第締切)
参加費 無料
構成

【第1部】小松市文化財保存活用地域計画とは

                 策定の経緯と内容を紹介します。

【第2部】パネルディスカッション~歴史文化を活かしたまちづくりに向けて~

                 パネリストの方々とこまつの「これから」を話し合います。

パネリスト
  • 小松市長 宮橋勝栄
  • 公立小松大学 国際文化交流学部教授 杓谷茂樹
  • 那谷寺住職 木崎馨雄
  • 九谷焼作家 浅蔵一華
  • 株式会社こまつ賑わいセンター代表取締役 小林太一
  • 小松市文化振興課担当課長 下濱貴子
申込

当日までにこまつ電子申請サービス(外部リンク)からお申込みください。

 

(備考)こまつ電子申請サービスでの申込が難しい場合は、お電話(0761-24-8130)やメール(bunkaka@city.komatsu.lg.jp)でもお申込みいただけます。以下の必要事項をお伝えください。

  1. 申込人数
  2. 代表者の電話番号(当日連絡のつく番号)
  3. 申込者それぞれの氏名
  4. 年代(例:一般(年代)、大学生、高校生、中学生、小学生以下)
  5. 住所(例:小松市内、県内(市町名まで)、県外(都道府県名)、国外)
  6. このフォーラムをどこで知ったか(例:広報こまつ、チラシ、HP、知人・友人、その他)

(備考)「5.住所」と「6.どこで知ったか」は任意です。

文化財保存活用地域計画とは?

 市町村における文化財の保存と活用に関する総合的な法定計画です。

 詳細は文化庁ホームページをご覧ください。

計画策定の進め方

  • 期間
    令和6年度までの3年間で、計画策定に向けて協議を行い、認定申請を目指します。
  • 方法
    • 小松市文化財保存活用地域計画策定協議会の開催
    • 文化財調査・リスト化・特徴分析(文献調査、アンケート調査、団体へのヒアリングなど)
    • 庁内ワーキンググループの実施
    • ワークショップの開催

かわら版

策定を進めるなかで、「かわら版」で検討の途中課程を皆様にお知らせしていきます。

ワークショップ

 「小松市文化財保存活用地域計画」の策定にあたり、課題の分析と解決策の提案などのため、ワークショップを開催しました。

 開催終了したワークショップについてはこちら↓

 文化財保存活用地域計画 ワークショップ

パブリックコメント募集(終了しました)

令和6年12月23日~令和7年1月15日に、パブリックコメントを募集しました。

小松市の文化財

 小松市内には、国指定17件、県指定9件、市指定83件の指定文化財、34棟(15ヶ所)の国登録有形文化財(建造物)、1件の国登録記念物があります(令和7年10月10日現在)。那谷寺や小松天満宮の建物や、曳山などいずれも、小松市を特徴づけ、観光資源にも活かされています。

 本計画作成にあたっては、これらに加えて、指定されていなくても地域で大切にされ、現在まで継承されてきた有形、無形の歴史文化資源を幅広く文化財として位置づけ、文献調査やヒアリング、アンケート等により抽出・整理し、リスト化していきます。

「小松市の文化財」詳細はこちら

石の灯篭の奥左側に階段があり、四周すべて花鳥の透彫で極彩色を施した精巧な欄間の那谷寺本堂が紅葉がきれいな林の中にたたずんでいる写真

那谷寺本堂

入母屋造りで黒漆塗り、屋根正面に千鳥破風が付けられた小松天満宮本殿・拝殿を斜め前方から全体を写した写真

小松天満宮本殿・拝殿

大小さまざまな形をしたたくさんの碧玉製管玉工程資料と道具を写した写真

八日市地方遺跡出土品

赤いしころと吹返、くわがたの色がくすみ年代を感じる多太神社の兜を写した写真

多太神社の兜

木造の茅葺屋根で入母屋造り、建物の半分以上が屋根の高さとなっている白山麓西谷民家を写した写真

白山麓西谷の人生儀礼用具及び民家(民家)

歌舞伎の立役(男役)と女方(女役)が豪華な曳山の中央で演じている様子を写した写真

お旅まつりの曳山行事

石垣で少し高さをだした場所に丸い石がゴロゴロと置かれ樹木が何本もたっている奥に小さな建物が見える安宅の関跡の写真

安宅の関跡

緑の葉っぱに真っ白な花びらのミズバショウ2輪をアップで写した写真

布橋のミズバショウ自生地