一針B遺跡(ひとつはりびーいせき)
遺跡のある町
一針町
おもな時代
弥生、古墳
これまでの発掘調査
石川県:2000年
特徴
弥生時代後期から古墳時代前期を中心とする集落。一針C遺跡と旧河川をはさんで対岸に立地しています。弥生時代後期の建物跡では、青銅器の鋳造[ちゅうぞう]や鉄器の鍛冶[かじ]のあとが見つかり、北陸最古級の金属加工工房であることがわかりました。さらに、同じ建物跡からは管玉の未完成品が見つかっていて、金属の加工と合わせて玉つくりもおこなっていたことが明らかになりました。
遺跡の今のすがた
水田
参考になる本やサイト
- 財団法人石川県埋蔵文化財センター2001 『石川県埋蔵文化財情報』第5号
- 石川県教育委員会・財団法人石川県埋蔵文化財センター2002 『小松市一針B遺跡・一針C遺跡』
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埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715

弥生時代後期に金属加工をおこなっていた建物跡(SI01、県調査)

金属を流しこむ取り瓶[とりべ](左上)と銅鏃の鋳型(県所蔵)

(注意)
- 市所蔵=小松市埋蔵文化財センター蔵
- 県所蔵=石川県埋蔵文化財センター蔵
- その他=小松市立博物館等
見学可能かどうかは、各施設にお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715
更新日:2023年12月01日