銭畑遺跡(ぜにばたけいせき)
遺跡のある町
御舘町
おもな時代
弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安
これまでの発掘調査
小松市:1991年、1992年、2011年
特徴
遺跡は八丁川右岸の、中ノ江遺跡や松梨遺跡と連なる微高地上に位置します。これまでほ場整備等に伴い3度発掘調査が行われました。建物跡1棟のみの確認ですが、古墳時代の井戸や鎌倉・室町時代の屋敷地を区画する水路や井戸等が見つかっています。
各時代の土器の他、鎌倉・室町時代の漆器、下駄、タモ網の枠などの木製品や、鉄製の銛先が出土しています。水田耕作のとともに他、近くの八丁川、梯川などで漁がおこなわれていたことをうかがわせます。
遺跡の今のすがた
水田、道路、建物
参考になる本やサイト
- 小松市教育委員会1992『銭畑遺跡I』
- 小松市教育委員会1993『銭畑遺跡II』
- 小松市教育委員会2012『銭畑遺跡・梯遺跡』
- 小松市史編集委員会2020『新修小松市史 資料編17 考古』
わからないことがあったら、埋蔵文化財センターにきいてみよう!
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715
関連画像

上空から見た遺跡

平成3年(1991年)の調査区

平成4年(1992年)の調査区

古墳時代の井戸

タモ網枠の出土状況

出土した漆器
(注意)
- 市所蔵=小松市埋蔵文化財センター蔵
- 県所蔵=石川県埋蔵文化財センター蔵
- その他=小松市立博物館等
見学可能かどうかは、各施設にお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715
更新日:2023年12月01日