大谷山貝塚(おおたにやまかいづか)
遺跡のある町
津波倉町
おもな時代
縄文
これまでの発掘調査
北陸大谷高校(現・小松大谷高校):1963年、1965年
特徴
市内では珍しい縄文時代の貝塚。貝塚が発見された場所は現在の高校の校門付近で、堆積した貝殻は汽水域に生息するシジミが主体でした。出土した土器や石器の特徴から、列島全体で温暖化による海面上昇がおこった縄文時代前期頃(約6,000年前)に形成されたものと考えられています。
遺跡の今のすがた
高校
参考になる本やサイト
- 小松市教育委員会1965『小松市史』4風土・民俗篇
- 石川考古学研究会1965『石川考古学研究会々誌』第9号
- 北陸大谷高校1968『北陸大谷高等学校地歴クラブ紀要』第3号
- 石川考古学研究会2016『石川考古学研究会々誌』第59号
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埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715

昭和38年(1963年)の調査に参加する高校生たち(写真:市所蔵)

貝殻が堆積する様子(写真:市所蔵)

昭和40年(1965年)の調査の様子(写真:市所蔵)

出土した貝殻(シジミほか、市埋文・小松市立博物館所蔵)
(注意)
- 市所蔵=小松市埋蔵文化財センター蔵
- 県所蔵=石川県埋蔵文化財センター蔵
- その他=小松市立博物館等
見学可能かどうかは、各施設へお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
埋蔵文化財センター
〒923-0075
小松市原町ト77番地8
電話番号: 0761-47-5713 ファクス:0761-47-5715
更新日:2023年12月01日