咽頭結膜熱

更新日:2024年03月18日

咽頭結膜熱の警報解除について(令和6年3月13日石川県発表)

県内の咽頭結膜熱の定点医療機関あたりの患者報告数が、令和6年第9週(2月26日~3月3日)で0.83人、第10週(3月4日~3月10日)で0.97人となり、終息基準値(定点当たり1人)を2週連続で下回ったため、県内に発令されていた咽頭結膜熱警報が解除されました。

しかし、再び流行する可能性もありますので、引き続き手洗いやうがい等の基本的な感染症対策の徹底をお願いいたします。

咽頭結膜熱とは

  • 通常、6月頃から徐々に流行し始め、7〜8月にピークとなります。近年は冬季にも流行が見られるようになり、1年を通して注意が必要です。
  • アデノウイルスの感染により、症状を来す、小児に多い病気です。
  • 5~7日の潜伏期間の後に、発熱、頭痛、のどの痛み、結膜炎といった症状が3~5日間程度持続します。

感染経路

  • アデノウイルスは、感染力が非常に強いウイルスです。

  • 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによって感染(飛沫感染)、あるいは、目やにや尿・便の中に出たウイルスが付着した手や、タオルなどの患者が触れたものを介して、ウイルスが口や目の中に入ることによって感染します(経口・接触感染)。

予防のポイント

  • このウイルスには、アルコール消毒の効果が低いため、流水と石けんでの手洗いが大切です。

  • タオルやハンカチ、点眼薬などの共用は避けましょう。

  • おもちゃや食器等の消毒には、希釈した塩素系漂白剤や煮沸消毒を用いましょう。

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