成人用肺炎球菌ワクチン定期接種

更新日:2025年05月01日

ワクチンについて

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。成人用肺炎球菌ワクチンを接種をすることで、これらの菌によって起こる気管支炎、肺炎、敗血症等の重症化と死亡のリスクを軽減させることができます。

(注意)インフルエンザワクチンのように毎年接種する必要はありません。

定期接種について

対象者

 接種時に小松市に住民登録があり、下記1.又は2.に該当する方。
 ただし、定期接種や任意予防接種を問わず、これまでにこのワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)を接種している方は、国の規定により予防接種法に基づく予防接種(定期接種)の対象外です。医師と相談の上、自費で受けることは可能です。自費で接種された方については、市で把握ができないため、通知が届いた場合はご容赦ください。

  1. 今年度65歳になられる方
  2. 満60歳~64歳の方で、心臓・腎臓、もしくは呼吸器の機能障害又はヒト免疫不全 ウイルスによる免疫機能に障害を有する方で身体障害者手帳1級に該当する方

※対象者の方が公費負担で接種できるのは、今年度のみですので接種についてご検討ください。(国の経過措置に基づく5歳ごとの助成制度は令和5年度で終了しました。)

実施期間

上記対象者で1の方 → 65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで

上記対象者で2の方 → 令和7年4月1日~令和8年3月31日

※医療機関の休診日は除きます

接種券に記載の期間外に接種した分の費用助成はありません。

通知

  • 既に65歳の誕生日を迎えられた方・・・6月上旬に接種券を郵送
  • これから65歳の誕生日を迎える方・・・誕生日の翌月に接種券を郵送
  • 満60歳~64歳の方で該当する方  ・・・6月上旬に接種券を郵送

※接種対象者で、転入や紛失等で予診票をお持ちではない方は、いきいき健康課窓口または電話にてお問い合わせください。

回数

助成を受けられるのは、生涯に1回限りとなります。

自費での接種を含めて、過去にこのワクチンを接種している場合は、予防接種法に基づく予防接種(定期接種)の対象外となります。

個人負担

2,300円

※生活保護受給の方は無料です。

※令和8年4月以降に接種をする場合の個人負担額については、令和8年度の料金が適用されますので、上記から変更されることがあります。

実施医療機関

令和7年度 肺炎球菌ワクチン実施医療機関一覧(PDFファイル:164.9KB)

医療機関に予約が必要となりますので、接種券裏面をご確認ください。

持ち物

  1. 接種券兼予診票(対象年齢の方にお送りします)
  2. 1に記載されている接種費用

注意事項

 過去5年以内に接種した方が再度接種すると、注射部位の疼痛・紅斑等の副反応が強く発現すると報告されています。必ず過去の接種歴を確認した上で接種してください。

また、接種した記録は健康手帳に記入してもらうか、接種後に医療機関から渡される接種済証を大切に保管してください。

この記事に関するお問い合わせ先

いきいき健康課(生活習慣病対策・ワクチン担当)

〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
生活習慣病に関すること 電話番号: 0761-24-8056 ファクス:0761-23-6401
ワクチンに関すること 電話番号: 0761-24-8131 ファクス:0761-23-6401
​​​​​​​お問い合わせはこちらから