尾小屋鉄道について

更新日:2024年05月10日

前部に「No.5」のプレートが貼り付けられている尾小屋鉄道の5号蒸気機関車の写真

5号蒸気機関車(現在)

緑色の白い車内に緑色の座席をもつ客車ハフ1の内部の写真

客車・ハフ1内部(現在)

上半分がクリーム色、下半分が赤色の車両であり、前部下側に白文字で「キハ3」と書かれている気動車の写真

気動車・キハ3(現在)

尾小屋鉄道の歴史

尾小屋鉄道は、明治時代に採掘が本格化した尾小屋鉱山の粗銅、鉱石、鉱山用資材などを運ぶために大正9年(1920年)、尾小屋駅と新小松駅(小松町八日市地方=こまつまちようかいちじかた)を結ぶ鉄道として開通しました。鉄道は、鉱石輸送だけでなく、沿線の住民の「生活の足」としても大いに利用されました。また、昭和32年(1957年)に鉱石輸送がほぼ廃止となってからは旅客輸送が中心となりました。多いときは、年間100万人超の旅客があり、運行本数は1日に14往復もありました。

鉱山が閉山してから尾小屋の人口は減少の一途をたどり、それと期を同じくするように鉄道利用者も減少し、とうとう昭和52年(1977年)3月19日に廃止となりました。

尾小屋鉄道の歴史概要は、鉄道沿線図付きで、下記のファイルリンクからご覧になれます。

民家の間に設置された線路の上をキハ3が走っている様子の写真

尾小屋鉄道が走っていた頃の様子

基本情報

小松市立ポッポ汽車展示館
住所 石川県小松市尾小屋町カ11
電話 0761-67-1122(尾小屋鉱山資料館)
概要 旧尾小屋駅跡地に保管されていた尾小屋鉄道の蒸気機関車(5号蒸気機関車)・気動車(キハ3)・客車(ハフ1)の3両を移設、保管庫を新築し、平成14年(2002)4月にオープンしました。
鉄道関係の資料も合わせて展示し、尾小屋鉄道の歴史も振り返ることができます。
開館時間 館内はオープンスペースとなっており随時見学可能
入館料 無料
交通 小松駅:25分[車]
小松インターチェンジ:35分[車]
小松空港:35分[車]
(国道8号から東山インターチェンジで国道416号へ。国道416号を大倉岳スキー場方面へ直進、大倉岳スキー場駐車場の直前)
駐車場:普通車約20台

関連施設

その他

この記事に関するお問い合わせ

石川県立尾小屋鉱山資料館

〒923-0172 石川県小松市尾小屋町カ1-1

電話・ファクシミリ 0761-67-1122