縄文土器と弥生土器、焼き方のちがい

更新日:2023年12月01日

小松市埋蔵文化財センターでは、縄文土器や弥生土器づくり体験で作成したみなさんの作品を、縄文土器は「開放焼き」、弥生時代は「覆い焼き」と呼ばれるそれぞれの時代に応じた焼き方で行っています。


縄文土器の焼き方

屋外の地面の上に敷かれたトタンの上に土器が置かれ、周りを薪で囲み火が付けられている写真

1.土器を並べてまわりをマキで囲んでいきます

トタンの上に土器が置かれ、囲っている薪全体に小さな火が付いている写真

2.土器をまわりからゆっくりあぶります。

トタンの上に土器が置かれ、火が付いている薪の上に更に大きな薪が並べられている写真

3.土器が温まったら、マキをならべて炎を大きくしていきます

大きくなった火の中のクリーム色から変色し始めた土器の写真

4.土器に色の変化が!

土器の上に薪が足され、大きな炎を見守っている作業服を着た男性の写真

5.マキをたして、いっきに焼き上げます

トタンの上にあった薪は灰となり、焼きあがった土器が並んでいる写真

6.焼きあがりました!


弥生土器の焼き方

屋外の地面に設置されたトタンの上に藁と土器が置かれ、周りを薪で囲んでいる写真

1.ワラの上に土器をおいてマキで囲みます

トタンの上に藁と土器が置かれ、更に薪を被せ土器が見えなくなっている写真

2.さらにマキを上にかぶせます

土器の上に薪を被せ、更に藁を被せている作業服を着た男性の写真

3.マキの上に、ワラをかぶせます

土器の上に薪と藁を被せ、その上に黒い泥が塗られている写真

4.ワラの上にどろをうすくぬります

土器の上に薪と藁を被せ、3か所から火が付けられ白い煙が上っている様子の写真

5. 3か所から火をつけます

火が付けられた藁の中からたくさんの白い煙が出ている写真

6.だんだん火がまわってきました

トタンの上にあった薪や藁は灰となり、焼きあがった土器が並んでいる写真

7.焼きあがりました!

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