気候非常事態宣言

更新日:2023年12月01日

小松市議会気候非常事態宣言決議

令和3年9月24日の令和3年第5回小松市議会定例会において「気候非常事態宣言」が決議されました。

小松市気候非常事態宣言

小松市としては、小松市議会において気候非常事態宣言が決議されたことは大変意義深く、重く受け止めています。

令和3年9月24日現在、北陸ではこれまで気候非常事態宣言を行った議会・自治体はなく、小松市議会が北陸初であると認識しており、深く敬意を表します。

気候非常事態宣言は、2016年(平成28年)にオーストラリアのデアビン市が世界で初めて宣言し、その後欧米各国に拡大しました。国内では2019年(令和元年)9月に長崎県壱岐市が初めて宣言したのを皮切りに、衆議院、参議院をはじめ国や全国の自治体・議会も続々と宣言しており、さらに環境に関する学会や大学、病院、民間企業などにも波及しています。

近年の地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により、日本においても集中豪雨や猛暑が頻発し、今後さらに災害等のリスクが高まると懸念されています。現状は、気候変動による危機的な状況にあると言え、正に非常事態であると小松市議会と認識を同じくしています。

小松市では、令和3年8月25日の予算内示会及び市長プレスリリースにおいて、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティの実現を目指すこと表明し、小松市議会とともに、市民・事業者・市が協働して脱炭素に積極的に取り組んでいくことを宣言しました。

このたび決議されました小松市議会による「気候非常事態宣言」は、非常に意義深いものであるとともに、小松市としても同じ認識に立つものであり、ここに、小松市として同じく「気候非常事態宣言」を表明します。