梯川ミズベリングコース〔安宅町の街並み〕

更新日:2023年12月01日

梯川ミズベリングコースの、安宅町周辺の見所です。

メニューなどが書かれたスタンド黒板の奥に木の机やいすが置いており、窓は大きなガラス張りで外に木が見えている写真

1 「安宅の関」こまつ勧進帳の里

日本海を一望しながら軽食や買い物が楽しめます。2018年6月にオープンしたATAKA CAFEもオススメです。

基本情報
住所 小松市安宅町タ140-4
電話 0761-21-6734
開館時間

9時~17時

ATAKA CAFE:11時~21時

定休日

水曜日(祝日の場合は翌日)

年末年始

全国唯一の「難関突破」の祭神として崇敬されている安宅住吉神社を正面から撮影した写真

2 安宅住吉神社

正保4年(1647年)に現在の二堂山(ふたつどうやま)に遷座。航海安全の守護神として信仰を受け、北前船主から船絵馬や宝物が奉納されています。社殿前には安宅沖で沈んだ北前船の錨(いかり)が飾られています。現在、全国唯一の「難関突破」の祭神として崇敬されています。

壁一面は朱色で塗られふすまが何枚もあり、真ん中に机が並んでいる長沖母屋東側に建つ平屋建の離れ座敷を中から写した写真

3 長沖金剛

北前船主松村家の離れを料亭の大広間「金剛」として移築したものです。国の登録有形文化財(建造物)です。
長沖金剛(PDFファイル:322.7KB)

オレンジ色の瓦と黒い瓦の木造の2 階建ての土蔵を正面から写した写真

4 長沖蔵

北前船主瀬戸家が江戸末期に建てた船道具蔵です。国の登録有形文化財(建造物)です。

長沖蔵(PDFファイル:253.3KB)

木の柵が並び、入口に石畳と横に芝生が広がっており、奥に大きな蔵がある米谷家跡地公園の写真

5 米谷家跡地公園

北前船廻船問屋米谷家の邸宅跡です。文政5年(1822年)建築と伝わり、増改築を重ね最盛期には蔵4棟を含む家屋面積684平方メートルを誇りました。現在、建築当初の主屋部分が吉竹町のいこいの森に移築保存されています。

赤色の瓦の木造で扉の前に階段がある吉祥庵を写した写真

6 吉祥庵

北前船廻船問屋米谷家の別邸として建築され、明治24年(1891年)に興した米谷銀行(現・北國銀行)の店舗として、明治26年より使用されました。米谷銀行は、北前船主集落安宅の経済、繁栄を支えました。

木造でできた沖家の邸宅を外から写した写真

7 沖家

江戸時代より北前船で財をなした廻船問屋・沖家の邸宅。酒造業も営み、安宅で一、二を競い、最盛期には蔵が5棟建っていました。

灰岩を刳り抜いた円形の建築部材のたんころ石が上三段敷き詰めて並べられておりその上に木の柵がある外壁を写した写真

8 愍念寺のタンコロ石の擁壁

現本堂は、文政13年(1830年)の建築で、擁壁は明治時代の造成と考えられます。たんころ石は、地元凝灰岩を刳り抜いた円形の建築部材で、土止めや基礎としました。安宅町内に多く残存し、近代の石文化を示す土木遺産としても貴重です。

芝生の奥に灰岩を刳り抜いた円形の建築部材のたんころ石が二段ずつ並べられている写真

9 梯川のタンコロ石の護岸

明治29年(1896年)の大洪水の後に建設されたタンコロ石の護岸工事の跡です。明治時代の土木工事を知ることができる貴重な産業遺産です。

改修された瀬戸家の邸宅を正面から写した写真

10 瀬戸家

幕末から明治にかけて北前船で財をなした豪商・瀬戸家の邸宅です。主屋は、農家を移築した建物で、現在、所有者が蔵を改修し、限定展示公開を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

文化振興課


〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8130 ファクス:0761-23-6404
お問い合わせはこちらから