岐阜県/東濃歌舞伎中津川保存会
岐阜県は地歌舞伎保存会が全国最多の30余りの団体があります。
中山道中津川宿には、宝暦年間(1751~64)に、二つの芝居小屋があり、地域の旦那衆達は産土神の祭礼に地歌舞伎を奉納したり、定芝居を興行するほどに発達し、その後明治から令和に至るまで幾多の変遷を経ながらも続けられてきました。
平成12年4月には、平成の芝居小屋「東美濃ふれあいセンター 歌舞伎ホール」が建設されこの地方の地歌舞伎活動の中心的な役割を果たしております。
また、平成22年には岐阜県の観光振興施策として「東濃の地歌舞伎と芝居小屋」が「岐阜の宝もの」に認定され、新たな切り口としてこれまでの文化振興に加えて観光面からの取り組みがされるようになりました。
東濃歌舞伎中津川保存会は岐阜県の中でも中心的な存在として活動を展開しており、この地域に伝わる古い台本の復活や、外国人観光客に向けた公演、海外プロモーションとしての遠征、企業・団体など、地歌舞伎の振興と継続を目指して人材の育成や誘客のための広報活動なども積極的に行っております。
「御所桜堀川夜討 弁慶上使の場」
(ごしょざくらほりかわようち べんけいじょうしのば)
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更新日:2024年02月05日