滋賀県長浜市/長浜曳山まつり 神戸町組 孔雀山

更新日:2026年04月17日

長浜曳山まつりと神戸町組

 長浜曳山まつりは毎年4月9日から17日に行われる長浜八幡宮の春の例祭で、400年以上の歴史を誇る伝統行事です。最大の見どころは、豪華絢爛な曳山の上で地元の子どもたちが披露する「子ども歌舞伎」です。精巧な彫刻や美しい刺繍に彩られた曳山が市街地を巡行し、城下町・長浜は祭り一色に包まれます。
 神戸町組は、わずか数十軒足らずの山組ですので、出番の度に祭ができるのか不安になる部分もありましたが、本当に多くの方々のお力添えをいただきながら、本年も祭りを迎えることができました。
 子どもたちの真剣な表情と大人顔負けの演技は、多くの観客の心を打ち、世代を超えて受け継がれてきた文化の重みと誇りを感じさせてくれます。

「一条大蔵譚 奥殿の場」

(いちじょうおおくらものがたり おくでんのば)

 演目紹介
 源義朝の妻であった常盤御前は、夫を亡くした平治の乱の後、我が子を守るため、仇である平清盛の側室となります。その後、一条大蔵長成卿の屋敷に身を寄せる常盤御前が、夜毎弓遊びに興じていると聞いた義朝の旧臣・吉岡鬼次郎と妻・お京は、大蔵卿の館に潜入し、常盤御前を打ち据えてまで問い質します。常盤御前の真意が平家打倒の祈願にあることを知り、平伏する二人ですが、この会話を平家の内通者である大蔵卿の家老・八剣勘解由が立ち聞きしていました。清盛へ知らせに走る八剣を鬼次郎が止める中、御簾の内から何者かが八剣を切り伏せます。長刀を手に現れたのは、狂言に現を抜かす愚か者と噂されている、一条大蔵長成卿その人でした。
 源氏再興の志を胸に秘め、鬼一法眼の兵法を修めている大蔵卿は、平家の目を欺くため、その真意と実力をひた隠しにし、阿呆のふりをしていたのです。不貞の女と誹られても子供の安全を優先した常盤御前を讃え、鬼次郎とお京に源氏の重宝・友切丸を託した大蔵卿は、勘解由の首を打ち落とし、「清盛の首もこうしてみせよ」と高らかに笑って、また元の阿呆に戻るのでした。

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