9月21日開催 葛西聖司の歌舞伎講座 「播磨屋三世代そろい踏み!」~ここが見どころ 聴きどころ 芝居と踊りのツボ~

更新日:2025年07月16日

古典芸能解説者であり、こまつ曳山交流館みよっさ名誉館長である葛西聖司氏による歌舞伎講座を、9月21日(日曜日)に開催します。

「播磨屋三世代そろい踏み!」の講座内容は、11月9日(日曜日)に、石川県小松市團十郎芸術劇場うららで開催される、「松竹大歌舞伎」の見どころや聴きどころについてです。播磨屋三世代が勢揃いする公演について知り、学び、より深く歌舞伎を堪能しませんか。

また、同日午前中には、こまつ曳山交流館みよっさで講座「歌舞伎の音色 芝居の音楽」が開催されます(みよっさの講座については本ページ下部をご覧ください。)

ぜひ両講座ともお申込みいただき、お越しください!

概要・申込方法

葛西聖司の歌舞伎講座「播磨屋三世代そろい踏み!」~ここが見どころ 聴きどころ 芝居と踊りのツボ!」
日時 令和7年9月21日(日曜日)14時~15時30分(受付・開場は13時30分)
会場

石川県小松市團十郎芸術劇場うらら2階会議室(小松市土居原町710番地)

(注意)小松駅より徒歩1分。専用駐車場はございません。周辺の有料駐車場をご利用ください。

定員 100名程度(申し込み順、残席がある場合のみ当日受付あり)
料金 無料
申込期間 令和7年8月5日(火曜日)~定員になり次第締切
必要事項 「申込人数」、「お名前(参加者全員)」、「代表者の電話番号」をお伝えください。
申込方法

以下のいずれかの方法にてお申し込みください。

こまつ電子申請サービス

6名様まで一度にお申込みいただけます。

https://apply.e-tumo.jp/city-komatsu-ishikawa-u/offer/offerList_detail?tempSeq=1174

歌舞伎講座電子申請サービスQR

 

・文化振興課「窓口、電話、メール」

  • 窓口:小松市役所2階 平日9時~17時(小松市小馬出町91番地)
  • 電話:0761-24-8130
  • メール:bunkaka@city.komatsu.lg.jp

 

・こまつ曳山交流館みよっさ「窓口、電話、メール」

  • 窓口:10時~17時(4~11月は無休)(小松市八日市町72-3)
  • 電話:0761-23-3413
  • メール:miyossa@city.komatsu.lg.jp

令和7年度 加賀國小松 松竹大歌舞伎について

11月9日(日曜日)に、石川県小松市團十郎芸術劇場うららにて「令和7年度 加賀國小松 松竹大歌舞伎」が開催されます。概要は以下の通りです。

「令和7年度 加賀國こまつ 松竹大歌舞伎」
日時 令和7年11月9日(日曜日)14時開演
会場 石川県小松市團十郎芸術劇場うらら大ホール
料金

桟敷席18,000円(2名)、S席8,000円、A席6,000円

5月13日より販売。

團十郎芸術劇場うらら 電話0761-20-5501(10時~18時/水曜休館)

チケットぴあ 他

演目と配役

山本周五郎 作

矢田弥八 脚色

大場正昭 演出

一、泥棒(どろぼう)(わか)殿(との) 一幕

 

(はな)(くらべ)芝居(しばい)(のにぎわい)

二、お(まつ)り  長唄連中

 

  • 泥棒と若殿

伝九郎                 中村歌昇

松平成信             中村種之助

梶田重右衛門      中村又五郎

 

  • お祭り

鳶頭                  中村又五郎

鳶の者               中村歌昇

鳶の者               中村種太郎

鳶の者               中村秀乃介

芸者                  中村種之助
あらすじ・みどころ
  • 泥棒と若殿

金目のものを探しに、荒れ果てた御殿に忍び込んだ泥棒の伝九郎は、一人の侍と出くわします。ここには金も食べ物もないと言うこの男は、実は若殿の松平成信。藩の家督相続に端を発した御家騒動に巻き込まれ、三年前からこの屋敷に幽閉されていたのです。あと数日で食料も尽きて、飢え死にするのを待つばかりと生きる気力も失せた成信を見た伝九郎は、考えがある様子でその場を立ち去ります。

翌朝、成信が目を覚ますと、朝食の支度をしているのは他でもない伝九郎。しかも、伝九郎自身が働いて得た金で食事の用意をしたのです。成信の身の上話を聞いた伝九郎は放っておけないと感じ、二人は屋敷で奇妙な同居生活を始めます。それからひと月後、家老の梶田重右衛門たちが成信のもとを訪れ……。

山本周五郎原作の短編小説を矢田弥八の脚色によって劇化した舞台で昭和43(1968)年に初演されました。演目名の通り、立場の全く異なる≪泥棒と若殿≫の同居生活がもたらす交流と絆を軸にした心温まる物語に是非ご期待ください。

 

  • お祭り

江戸赤坂にある日枝神社の山王祭は、≪天下祭り≫と称される御祭礼。町内は屋台囃子が聞こえて大層な賑わいです。ここに姿を現したのは威勢のいい鳶頭。祭りの浮き立つ気分も手伝い、ほろ酔い気分の様子です。そこへ鳶の者や芸者たちも加わり、次々に踊ってみせます。華やかな賑わいはさらに続き……。

神田明神の神田祭と共に、将軍も見物する江戸の二大祭りとして知られる山王祭を題材に、江戸の風情と江戸っ子の粋な様子を見せる華やかな舞踊です。情趣あふれる一幕を心ゆくまでお楽しみください。

出演者プロフィール
  • 中村又五郎(なかむら またごろう)三代目 播磨屋

1956年4月26日生まれ。二世中村歌昇(四世中村歌六)の次男。祖父は三世中村時蔵。64年7月歌舞伎座『偲草姿錦繪』「八段目」の奴ほかで中村光輝を名のり初舞台。81年6月歌舞伎座『船弁慶』静御前・知盛の霊ほかで三代目中村歌昇を襲名。2011年9月新橋演舞場『菅原伝授手習鑑』寺子屋の武部源蔵ほかで三代目中村又五郎を襲名。

  • 中村歌昇(なかむら かしょう)四代目 播磨屋

1989年5月6日生まれ。中村又五郎の長男。94年6月歌舞伎座〈四代目中村時蔵三十三回忌追善〉の『道行旅路の嫁入』旅の若者で四代目中村種太郎を名のり初舞台。2011年9月新橋演舞場『舌出三番叟』千歳ほかで四代目中村歌昇を襲名。15年1月浅草公会堂『一條大蔵譚』奥殿の一條大蔵長成ほかで名題昇進。

  • 中村種之助(なかむら たねのすけ)初代 播磨屋

1993年2月22日生まれ。中村又五郎の次男。98年10月国立劇場『佐倉義民伝』徳松で初お目見得。99年2月歌舞伎座『盛綱陣屋』小三郎で初代中村種之助を名のり初舞台。2015年1月浅草公会堂『猩々』猩々ほかで名題昇進。

同日開催 葛西聖司の歌舞伎講座「歌舞伎の音色 芝居の音楽」

こまつ曳山交流館みよっさにて、同日午前中に葛西聖司氏が講座を行います。内容は「歌舞伎の音色 芝居の音楽」です。併せてご参加ください。

みよっさ講座概要・申込方法
日時

令和7年9月21日(日曜日)10時30分~12時

会場

こまつ曳山交流館みよっさ(小松市八日市町72-3)

(注意)小松駅より徒歩5分。専用駐車場の数には限りがありますので、満車の場合は周辺の駐車場をご利用ください。

定員 50名(先着順、要申込)
料金 無料
申込期間 令和7年8月5日(火曜日)~定員になり次第締切
必要事項

「お名前」、「電話番号(代表者)」をお伝えください。

(注意)複数名でお申込みの場合は、同伴者も含めた全員のお名前をお知らせください。

申込方法

曳山交流館みよっさもしくは文化振興課の「窓口、電話、メール」にてお申し込みください。

・こまつ曳山交流館みよっさ「窓口、電話、メール」

  • 窓口:10時~17時(4~11月は無休)(小松市八日市町72-3)
  • 電話:0761-23-3413
  • メール:miyossa@city.komatsu.lg.jp

 

・文化振興課「窓口、電話、メール」

  • 窓口:小松市役所2階 平日9時~17時(小松市小馬出町91番地)
  • 電話:0761-24-8130
  • メール:bunkaka@city.komatsu.lg.jp

この記事に関するお問い合わせ先

文化振興課


〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8130 ファクス:0761-23-6404
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