避難のタイミング、警戒レベル

更新日:2023年12月01日

避難の考え方

「避難」とは難を避ける行動のことです。避難所に行くことだけが避難ではありません。避難所では3つの「密」となる恐れがあります。新型コロナウイルス感染症の感染リスクを避けるため、「分散避難」することも、家族や町内で話し合い検討しましょう。

分散避難(マルチ避難)とは

感染症が発生していたり、まん延する中では、避難所は3密状態になり感染リスクが高まることを避けるために、避難所以外への「分散避難(マルチ避難)」(危険な場合は、ためらわず避難所に避難することを原則として)を考えることも必要です。

【分散避難(マルチ避難)】の例

  • 自宅に留まる(在宅避難)
    ハザードマップや防災マップなどで浸水する危険がない、土砂災害の危険がない、鉄筋コンクリートなどの強固なつくりでマンションの上階に住んでいるなど、自宅のリスクが少ない場合など
  • 知人や親せきへの避難
  • 安全な広場などでの車の中(青空避難) など

令和3年5月20日から避難情報が変わりました

令和3年5月20日から、避難勧告は廃止され、避難指示に一本化されます。

避難指示が発令された場合、必ず危険な場所から全員避難してください。

避難のタイミングについて

警戒レベルの危険度が低い方から1から5に区別し、レベル1が白、レベル2が黄色、レベル3が赤、レベル4が紫、レベル5が黒に色分けされ、レベルに応じて住民がとるべき行動と行政等から促す情報が書かれた対応表のイラスト

警戒レベル対応表(上表を拡大)(PDFファイル:221.8KB)

警戒レベルは状況に応じて、5段階で危険度を表現しています。警戒レベル1、2は気象庁が発表し、警戒レベル3(高齢者等避難)、警戒レベル4(避難指示)、警戒レベル5(緊急安全確保)については小松市から発令します。避難指示が発令された場合は、危険な場所から速やかに最寄りの市指定避難所等へ避難してください。小松市の指定避難所については、下の「小松市指定避難所一覧」をクリックして、ご覧になってください。

自然災害は状況が急変することが多く、小松市では市域の被害の程度が完全に把握できない場合があります。災害の前兆現象等を発見し、危険であると判断したときは避難指示を待たずに自主的に地域避難場所(公民館等)へ避難してください。市指定避難所へ避難される場合は、事前に小松市災害対策本部(24-8155)へ連絡して、避難所の開設状況を確認してください。

警戒レベル3(高齢者等避難) 令和3年5月20日から運用開始

避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人、その支援者などは警戒レベル3高齢者等避難危険な場所から避難しましょう。

それ以外の人も状況に応じて避難の準備を始めます。早めの避難が望ましい場合は自主的に避難しましょう。

発令について

災害発生のおそれがあり、今後の状況によって避難指示が予想されるときに発令されます。

警戒レベル4(避難指示) 令和3年5月20日から運用開始

避難指示:避難勧告は廃止され、警戒レベル4避難指示危険な場所から全員避難しましょう。

発令について

災害が発生する恐れが高いときに発令されます。

警戒レベル4までに必ず全員避難してください。

警戒レベル5はすでに安全な避難ができず、いのちが危険な状況です。警戒レベル5(緊急安全確保)の発令を待ってはいけません!

警戒レベル5(緊急安全確保) 令和3年5月20日から運用開始

緊急安全確保:自宅の上層階や近隣の頑丈な建物など少しでも安全な場所へ移動して、いのちを守る最善の方法をとってください。

発令について

既に災害が発生し、危険が切迫しているときに発令されます。

(注意)市が災害の状況を確実に把握できるものではない等の理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。

避難の際は、以下のことに注意してください

  • 火の始末や戸締りを忘れずに行ってください。(注意:緊急時は避難を優先してください。)
  • できるだけ安全な経路を通って、避難場所へ移動してください。
  • 水害のときは、マンホールや側溝などの水があふれている場所を避けて避難してください。
  • 避難路が冠水しやすい地域では、早めの避難を心がけてください。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課

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