日本遺産
珠玉と石の文化
東西文化交流の結節点であり、大陸文化の玄関口である小松。古来より、人・モノ・技術が交流する豊かな石の文化を育んでいます。平成28年度「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が、日本遺産に認定されました。

小松のものづくりのルーツである弥生時代の碧玉(へきぎょく)の玉づくりを始まりとして、古墳時代の腕飾り生産や高い切石加工技術、近世の高いデザイン性を有した小松城の石垣の築城技術、更には九谷焼や銅山。そして、小松のまちに残る石切り場や石蔵、全国の歴史的建造物に使用される銘石材まで2,300年にわたり脈々と受け継がれる「石の文化」の歴史と魅力を発信しています。
『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」のストーリーについては下記のページをご覧ください。
北前船寄港地・船主集落
古代から交通の要地であった安宅は、江戸時代中期から明治にかけて北前船の寄港地として繁栄しました。風情ある町並みの中には、往時をしのばせる旧家が点在し、その歴史文化が色濃く残っています。古のロマン漂う「安宅」の北前船の歴史と魅力あふれる物語は、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間-北前船寄港地・船主集落-」として平成30年に追加認定されました。
北前船の船出祝いの祭礼として始められた起舟祭、北前船の帆柱おこしや曳船行事(曳伝馬船)を今に受け継ぐ安宅まつりは、安宅湊の二大祭礼として北前船の歴史と伝統を今に伝えています。

更新日:2023年12月01日