貯水槽の維持管理

ビル・アパート・学校などの多くは、水道水を受水槽や高置水槽にいったん貯めて各戸、多用途に供給し使用しています。

そのため、このようなところでは管理が十分でないと水が汚れる可能性があります。

毎日使う水です。受水槽や高置水槽の設置者（管理者）は責任を持って管理し、利用者の安全、安心に注意を払いましょう。

水道法施工規則第55条に定める管理基準により適正管理することが義務づけられています。（罰則有）

小松市水道条例第48条第2項に適正管理に努めることが規定されています。

1. 水槽の周囲を常に清潔に保ってください。
2. 受水槽・高置水槽・ホームポンプ等の損傷等の有無や状況について定期的に点検を行ってください。
3. 給水栓における水の色・濁り・臭い及び味等の異常の有無について定期的に点検を行ってください。
4. 定期的に残留塩素濃度（塩素による殺菌）の測定を行ってください。
5. 水道法に定める水質検査を1年以内ごとに1回、定期的に行ってください。
6. 受水槽の清掃を1年以内ごとに1回、定期的に行ってください。
7. 供給する水が人の健康を害する恐れがあると分かったときは直ちに給水を停止し、その水を飲まないよう利用者に知らせなければなりません。
8. 貯水槽水道を設置・増設・改造・廃止しようとするときは、市に届出をしてください。