ロタウイルスワクチンについて

更新日:2023年12月01日

ロタウイルスとは

  • ロタウイルスは、乳幼児にみられる胃腸炎の主な原因のひとつです。多くの場合は、突然の嘔吐、発熱に続き、水溶性下痢を起こします。小児の場合は、3分の1程度の割合で39℃以上の発熱を伴い、回復には1週間ほどかかります。
  • ほとんどの場合は、特に治療を行わなくても自然に回復します。しかし、まれにけいれんや脳炎・脳症を引き起こすことがあり、脱水症状が強い場合や、重症化すると入院が必要となることがあります。本人だけでなく、家族の負担も大きい疾患です。

ロタウイルスワクチンとは

  • ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも飲むタイプの生ワクチンで、同様の効果があります。2回接種を受けるもの(ロタリックス)と3回接種を受けるもの(ロタテック)があります。
  • 2回目以降に接種するときは、最初に受けたワクチンと同じ種類のワクチンを接種してください。
  • ワクチン接種で、重症胃腸炎を減らすことができます。ワクチンを接種することにより、ロタウイルス胃腸炎による入院患者を約70~90%減らすことができたと報告されています。

対象者

令和2年8月1日以降に生まれたお子さん

※初回接種は生後6週から14週6日までのお子さんが対象です。

接種方法

ロタウイルスワクチンの接種券シールを貼った予診票と母子手帳を持って、医療機関で接種してください。ワクチンの予約が必要か事前に必ず医療機関にお問い合わせください。

ワクチンの種類により、接種時期・回数が異なります。

ワクチンについて
ワクチンの種類 ロタリックス ロタテック
接種時期 出生6週から24週 出生6週から32週
接種回数

2回接種

(27日以上の間隔をあける)

3回接種

(27日以上の間隔あける)

※接種するワクチンは途中で変更できません。

※令和2年10月以前に受けた場合は、任意予防接種となり自己負担となります。

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