GEMBAプロジェクト ~「産業観光都市 小松」の魅力発信へ~

更新日:2023年12月27日

GEMBAプロジェクトを始めたきっかけ

小松市は、2016年度「『 珠玉と歩む物語 』 小松 ~時の流れの中で磨き上げた石の文化」で日本遺産に認定されたのをきっかけに、「こまつのものづくり」に焦点をあてた産業観光事業が拡充しました。
2020年には、九谷焼関係事業者に特化したオープンファクトリー「GEMBA(原場:ものができる場所)プロジェクト」が立ち上がりますが、九谷焼以外にも様々な産業が小松には根付いており、 日本を代表する伝統工芸から世界シェアを誇る巨大メーカーまで多種多様な産業が集積し、絶やさずに伝統文化として生き残っているため、九谷焼産業以外の事業者も参画し、2021年6月「こまつものづくり未来塾(注釈)」が始動しました。
また、2024年春の北陸新幹線小松開業もあり、小松市が観光でも稼ぐための新たなコンテンツとして、2021年11月にはオープンファクトリーイベント「第1回 GEMBA モノヅクリエキスポ」を開催。金沢や加賀温泉にはない「産業観光都市 小松」をアピールすることで新幹線開業効果を追い風に、地域一体となって「GEMBA」を国内外に魅力発信していきます。

(注釈)こまつものづくり未来塾:「GEMBAプロジェクト」の活動主体であり、参画事業者の集合体。

GEMBAプロジェクトの活動

1.GEMBAモノヅクリエキスポ

~小松市内の九谷焼や繊維、石材の工場を見学できるオープンファクトリーイベント~

2021年11月に開催したモノヅクリエキスポでは、「ココにしかない、GEMBAの知恵や技術を魅せる唯一の日 」をコンセプトに、多様な産業が集積する小松市内の様々な工場や工房の「見学」と実際に現場でプロの手解きを受けながら手を動かすことができるワークショップ型の「体験」を用意しました。

モノヅクリエキスポ開催期間以外にも「見学」「体験」に参加していただける、GEMBA通年プログラムも(要予約)ございます。以下のリンクよりご確認ください。

 

「織物・九谷焼・鉄鋼・石材・農業・酒・和菓子・瓦・畳」の9つの産業資源を表したオレンジ色の9角形のGEMBAモノヅクリエキスポロゴマーク

GEMBAモノヅクリエキスポ ロゴ

上:業務用ミシンを使ってモノづくりをしている白いTシャツを着た女性と隣で教えている女性の写真、下:9角形の木箱を作成途中の両手でおさえている手元を写した写真

GEMBAモノヅクリエキスポ体験風景

オレンジの法被を着ている男性が機織りをしている周りで5名の方々が見学をしている写真

GEMBAモノヅクリエキスポ体験風景

2.GEMBAサロン

こまつものづくり未来塾の参画メンバーの方が自社の技術を使って現在挑戦中の商品や今後挑戦したいことなどをディスカッションする場であり、GEMBAモノヅクリエキスポをより楽しいイベントにすること、地元でものづくりをする人同士の業界を越えた繋がりとアイディアの源泉を紡ぎ出すことを目的としています。

たくさんの参加者の人達が大きなスライドの前でマイクを持った男性の説明を聞いているGEMBAサロン内の写真

GEMBAサロン実施風景

第14回産業観光まちづくり大賞 最高賞の「金賞」を受賞!

このほど、全国産業観光推進協議会・公益社団法人日本観光振興協会が主催する「第14回産業観光まちづくり大賞」に、こまつものづくり未来塾実行委員会・小松市観光交流課が最高賞の金賞を受賞しました!

この記事に関するお問い合わせ先

観光交流課(観光)

〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8076 ファクス:0761-23-6404
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