小松市行政経営プラン
第8次小松市行政経営プラン
行政経営プランの位置付け
本市では市制100周年となる2040年を目標に、「小松市都市デザイン」や「小松市2040年ビジョン」を策定し、さらに具体的な政策を「小松市ビジョン総合戦略」で設定しました。
本プランは、これらの実現を下支えし、市役所経営の基本方針・取組の方向性を示すものです
複雑・多様・高度化する課題を克服し、都市の成長と市民満足度の向上を図っていくため、第8次プランでは「行政経営(攻め)」の視点を明確にし「行財政改革プラン」を「行政経営プラン」として再構築しました。
行政経営プランの期間
2025~2029年度
行政経営プランの背景・基本理念
加速する人口減少と超少子高齢社会、多発・激甚化する災害、老朽化する公共施設・インフラなど 自治体を取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。一方で、本市においては、新幹線駅と国際空港が近接する突出した都市基盤が整い、将来への持続的な発展につなげるべき重要な時期を迎えています。
将来の経営環境と都市の未来像を見定め、未来志向の行財政改革と戦略的な都市経営を通じ、強靭な財政基盤と効率的で質の高い経営体制を確立する、未来への投資を通じて、まちの持続性と価値を高める、そして「2040年ビジョン」に掲げた都市目標を実現するため、「積年の課題を克服し 未来の礎を築く」をプランの基本理念に様々な取組を進めていきます。
行政経営プランの考え方と市役所の未来像
2040年に設定した未来像からのバックキャストの考え方と、「進化」「効率」「見える」の視点からの行政経営を目指します。
2040年における市役所の姿(未来像)
- デジタル技術を駆使しより少ない職員で適切に行政需要に対応している
- 市職員としての大切な価値観と組織への高いエンゲージメントのもと、持てる力を最大限に発揮している
- 強固な財政基盤のもと、市民サービスの向上や未来への投資(好循環形成)を行っている
- 共創の力により、地域に新たな価値が生まれ様々な社会課題が解決している
行政経営プランの体系
2040年における市役所の姿(未来像)を目指し、第8次行政経営プランにおいて、次の取組を推進します
1.効率的な行政経営と成長する都市づくりの基盤となるデジタル改革の推進
- 市役所業務のデジタル化により事務の効率化・最適化を図り職員が付加価値の高い業務に注力できる環境を整備します
- 各種申請や支払のオンライン化を進めるなど、市民の利便性と行政サービスの質を高めます
- まちづくりに最新のデジタル技術等を利活用し、地域課題の解決と便利で快適な暮らしの実現を目指します
2.挑戦と成長を続ける組織・人づくり
- 時代変化を機微に捉え、適切な課題認識のもと変革に挑戦する人材づくりを進めます
- チャレンジが尊重される組織風土や働きやすい職場環境づくりを進めます
- 社会変化や市の戦略に即し、個の力を最大限に引き出す機動的・効率的な組織機構 を構築します
3.都市の持続・成長を可能とする強固な財政基盤づくり
- 都市基盤の整備や暮らしの質を高め、産業立地・設備投資や定住促進を図るなど 税源の拡充・涵養を進めます
- ふるさと納税の推進や公的・民間資金の活用など多様な事業資金等獲得に努めます
- 投資効果を踏まえた政策・施策の再構築や事務の自動化・効率化を図るなど歳出の構造改革を進めます
- 人口動向や社会変容等を踏まえた公共施設等の再編・最適化を図ります
4.新たな価値を創造する共創の推進
- データ活用や共創スキル向上、共創プラットフォーム構築など、多様なステークホルダーとの連携による地域課題解決や地方創生を推進する環境づくりを進めます
- 近隣自治体との共同事業や国・県・民間プロジェクトとの政策連携を推進し、効率性や相乗効果を高めます
小松市行政経営プラン(本編)
この記事に関するお問い合わせ先
行政経営室
〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8157 ファクス:0761-24-8190
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更新日:2025年08月01日