新幹線通勤・通学定期券購入補助金
2024年3月16日の北陸新幹線小松駅開業により、北陸が1時間圏内で移動できるようになり、通勤・通学などの生活範囲が広がります。小松市に住みながら小松駅を発着駅とした市外・県外への新幹線通勤・通学の定期券の購入費にかかる費用の一部を支援します。
新幹線通勤・通学定期券補助金チラシ(PDFファイル:1.1MB)
目次
補助対象
JRグループが発行する新幹線定期券で、小松駅から別の新幹線停車駅までの区間のものが対象となります。
定期券には、通勤用(FREX)と通学用(FREXパル)の2種類があります。それぞれの定期券に応じて、対象者や補助金額などが異なります。
対象者
- 通勤者 小松市に住民登録があり、石川県外に所在する企業や事業所等に通勤する方
- 通学者 小松市に住民登録があり、小松市外の大学等に通学する方
- 公立小松大学生 小松市以外に住民登録があり、公立小松大学に通学する方
大学等とは、文部科学省から認可を受けている大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校及び市長が認める学校が対象となります。
補助金額
通勤者
定期券購入費から勤務先より支給される通勤手当を差し引いた金額を2で割った金額
※上限金額は、1か月定期券は10,000円 3か月定期券は30,000円
※通勤手当は、月額の通勤手当に定期券の利用月数を乗じた金額
※千円未満は切り捨て
通学者
10,000円に定期券の利用月数を乗じた金額
公立小松大学生
5,000円に定期券の利用月数を乗じた金額
対象期間
利用期間を合算した期間が上限を超えた場合は、対象から外れます。
- 通勤者 通算3年(36か月間)
- 通学者及び公立小松大学生 通算4年(48か月間)
通学者として利用された期間は、通勤者として利用される期間に含まれません。
例 大学生として補助金を4年間受給し、就職後に通勤者として再び3年間受給が可能
申請方法
原則、新幹線定期券を利用する本人による申請となります。
- 申請期間 定期券の利用開始日より2か月以内。ただし、1か月定期券の場合は1か月以内
- 申請方法 こまつ電子申請システム、郵送、窓口で提出のいずれか
こまつ電子申請システムによる申請
こまつ電子申請システムでは、マイナンバーカードを読み込むことで本人証明書類が不要になります。マイナンバーカードをお持ちでない方も、住民票の写しが必要となりますがこまつ電子申請システムより申請できます。
マイナンバーカードを利用される方はコチラ(こまつ電子申請システムへ)
マイナンバーカードを使用する場合、こまつ電子申請システムへの申請者IDの登録が必要となります。
公的個人認証サービスを利用した行政手続き等を行うときに、マイナンバーカードに記録された電子証明書を利用するためのソフトウェアのインストールが必要となります。
マイナンバーカードを利用しない方はコチラ(こまつ電子申請システムへ)
郵送または窓口での申請
必要書類を用意し、郵送または窓口にご提出ください。
- 郵送先
郵便番号 923-8650
住所 石川県小松市小馬出町91番地
宛先 小松市役所総合政策課
- 窓口
小松市役所本庁舎高層棟4階 総合政策課内
必要書類
初回に申請する場合は、以下の書類の添付が必要となります。
共通の必要書類
- 新幹線通勤通学定期券購入補助金交付申請書兼実績報告書兼請求書(様式第1号) 電子申請システムを利用する場合は不要
(様式第1号)小松市新幹線通勤通学定期券購入補助金交付申請書兼実績報告書兼請求書(Wordファイル:54.5KB)
- 住民票の写し マイナンバーカードを利用する場合は不要
- 定期券の写し
- 補助金の振込先となる金融機関口座が確認できる書類の写し(口座名義は申請者名義と同じものをご用意ください)
通勤者の必要書類
- 雇用状況及び通勤手当等支給額証明書(様式2号)
雇用状況及び通勤手当等支給額証明書(Wordファイル:35KB)
通学者及び公立小松大学生の必要書類
- 在学証明書または学生証の写し
同年度内に定期券を更新し申請する場合は、新たな定期券の写しのみとなります。ただし、申請内容に変更がある場合は、変更に応じて書類を提出する必要があります。
定期券の払いもどし
定期券の払いもどしを受けた場合には、補助金額の一部または全部を返還していただく場合があります。
払いもどしを受ける場合には、JRの駅窓口に申し出を行ってください。また、申し出時に必ず駅員に対し「払いもどし計算書」の発行を依頼し、受領をお願いします。「払いもどし計算書」とともに、払いもどし報告書を作成のうえ、小松市役所総合政策課までご持参ください。
また、定期券の買い替えの際などに一時的に払いもどしを受けた場合も、同上の方法によって、新たな定期券とともに小松市役所総合政策課までご持参ください。
補助金の返還対象
以下の事項に該当した場合は、補助金の返還の対象となります。
- 交付対象期間中に定期券の払戻しを受けたとき。
- 偽りその他不正の手段により補助金の交付決定又は交付を受けたとき。
- 法令若しくはこの告示の規定に違反したとき,又は市長の指示に従わないとき。
新幹線通勤通学のメリット
新幹線通勤通学によって、以下のメリットがあります。
その1 天候に左右されにくく、時間に正確でとにかく速い
小松駅と主要駅の所要時間(最短)
- 小松駅から金沢駅 10分
- 小松駅から福井駅 23分
- 小松駅から富山駅 35分
自由席のある「はくたか」「つるぎ」の場合
その2 ゆったり時間を有効活用
近年、新幹線車内のWi-Fi機能が強化されるなど、仕事や勉強などで利用しやすい環境になっており、移動時間を様々な活動時間として使えます。また、早く移動できる分、個人や家族と過ごす時間が増えます。
その3 一人暮らしより自宅から通ったほうがお得
小松駅と主要駅の通勤通学の金額(1ヶ月あたりの金額)
- 小松駅から金沢駅 通勤定期 46,690円 通学定期 40,230円
- 小松駅から富山駅 通勤定期 77,010円 通学定期 56,700円
- 小松駅から福井駅 通勤定期 59,910円 通学定期 47,760円
一人暮らしでは、家賃に加え光熱費、食費、通信費など多くの経費がかかります。また、アパートを借りるための契約に必要な初期費用や家具・家電類の購入、引越費用などが必要となります。
自宅生と下宿生の1ヶ月の生活費の違い(千円未満切り捨て)
自宅生の場合
- 住居費 0円
- 食費 11,000円
- 交通費 9,000円
- その他費用を含む合計 46,000円
下宿生の場合
- 住居費 53,000円
- 食費 24,000円
- 交通費 4,000円
- その他費用を含む合計 110,660円
出典 学生生活実態調査(全国大学生協連)
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策課
〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8037 ファクス:0761-24-8190
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更新日:2024年03月02日