小児用肺炎球菌ワクチンについて

更新日:2026年04月01日

「肺炎球菌」とは?

 肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。致命率や後遺症例(水痘症、難聴、精神発達遅滞など)の頻度はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。初期の主な症状は、髄膜炎もその前段階となる菌血症も発熱などでかぜ症状と区別がつきません。肺炎球菌にかかりやすいのは生後3ヶ月以降から5歳くらいまでです。肺炎球菌による化膿性髄膜炎の患者数は、ワクチン導入前は5歳未満の小児10万人当たり年2.6~2.9人とされ、年間150人くらいと推定されていました。

予防のための「ワクチン」はどんなもの?

 「小児用肺炎球菌ワクチン」は、子どもで重い病気を起こしやすい20の血清型について、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するようにつくられたワクチンです。  

接種スケジュール
接種開始月齢 接種方法 接種回数(合計)
生後2ヶ月~7ヶ月未満で開始 初回免疫として27日以上の間隔で3回接種後、追加免疫として60日以上の間隔をおいて1回接種 4回
生後7ヶ月~1歳未満で開始 初回免疫として27日以上の間隔で2回接種後、追加免疫として60日以上の間隔をおいて1回接種 3回
1歳~2歳未満で開始 60日以上の間隔をおいて、2回接種 2回
2歳~5歳未満で開始 1回のみの接種 1回

(注意)詳細な接種間隔については医療機関にご相談ください。

 接種の副反応は局所反応として腫脹(腫れ)、紅斑、硬結(しこり)などが認めれますが、おおむね自然に回復します。

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