尾小屋鉱山資料館のこれまでの活動
体験講座
令和4年度

作業の手順の説明を受ける参加者
石を割って鉱山の仕事<選鉱>を知る講座を、令和4年(2022)8月21日(日曜日)に実施しました。
鉱石を砕き、その比重を測って、選鉱のメカニズムを学ぶ講座でした。
展示
令和元年~5年(2019~2023)
新収蔵品コーナー2(令和5年7月~)

安全標語やトロッコの写真
日本鉱業の社員で施設や設備の専門家として尾小屋鉱山で働いていた橋詰秀さんのご遺族から、尾小屋鉱山の各種青焼き図面、手書き設計図、仕事で使っていたノート類、参考図書、記念品など、多くの資料の寄贈を受けています。それらの一部をご紹介する展示です。
横山家鉱山経営関係資料お披露目(令和5年3月~)

2階展示室での展示の様子
尾小屋鉱山を経営していた横山家の16代当主より、尾小屋鉱山横山家による鉱山経営の始まりから発展・拡張に至ったようすが窺える、鉱区の測量図、鉱業特許証などの公文書や、地権者との契約関係書類など、明治10年代から40年頃までの貴重な資料群が、令和5年(2023)3月に寄贈されました。その一部を紹介するコーナー展示です(会場=2階)。
新収蔵品コーナー1(令和4年6月~令和5年6月)
新収蔵品コーナーの展示の様子
令和3年(2021)に水戸市在住の齋藤孝夫様より寄附を受けた、昭和10年から14年頃の写真などを展示しました。
尾小屋鉄道開業100年企画展「追憶_尾小屋鉄道」

「追憶_尾小屋鉄道」チラシ(表面)
大正8年の開業から100年という節目の年を迎えるのを記念し、「小松バス株式会社」と「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」の協力を得て、写真や映像、切符などの貴重な資料により、尾小屋鉄道の100年の歴史を振り返りました。
会期:令和元年(2019)7月13日~11月18日
平成30年(2018)まで
明治150年記念企画展「此処ニ生キル-尾小屋鉱山盛衰記-」

「此処ニ生キル」チラシ
平成30年(2018)は明治となって150年の節目であることから、「明治150年記念企画展」として開催しました。明治13年(1880)に横山家が尾小屋鉱山経営に乗り出したときから、昭和37年(1962)の閉山に至るまでの80年余りに起きた事件や出来事等から十のエピソードを抽出し、尾小屋鉱山盛衰記として構成しました。鉱山町「尾小屋」の人々の暮らしをご紹介しました。
会期:平成30年(2018)7月1日~11月13日
街歩き・山歩き等
令和4年(2022)度
「カラミの街・尾小屋をめぐる」
5月4日のカラミめぐりの様子
尾小屋の町に残るカラミの遺構を見て回るイベント。令和4年(2022)5月4日に実施しました。
令和3年(2021)度
「カラミの街・尾小屋をめぐる」(全6回)
第1回の様子。(カラミ煉瓦でできた地下室の遺構を見学する様子)
尾小屋の町に残るカラミの遺構を見て回る「カラミの街・尾小屋をめぐる」は、令和3年(2021)度も引き続き行われます。5月4日の第1回を皮切りに、10月まで6回行われます。
第1回:令和3年(2021)5月4日
第2回:令和3年(2021)6月6日 (中止)
第3回:令和3年(2021)7月4日
第4回:令和3年(2021)8月21日(中止)
第5回:令和3年(2021)10月3日
第6回:令和3年(2021)11月7日
詳しくは、下記をご覧ください。
令和3年度「カラミの街・尾小屋をめぐる」チラシ(PDFファイル:8.4MB)
令和2年(2020)度
「カラミの街・尾小屋をめぐる」(全3回)

第1回のチラシ
令和元年に始めた「カラミの街・尾小屋をめぐる」(=「よみがえるカラミの街・尾小屋をめぐる見学会」を改称)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、8月、9月、10月の3回のみ実施することとなりました。
第1回:令和2年(2020)8月8日
第2回:令和2年(2020)9月19日
第3回:令和2年(2020)10月17日
第1回の会は、市の内外から35名の参加がありました。鉱山町として栄えた尾小屋の町に、黒く重厚なカラミでできた独特の景観があることに、参加者の多くが驚き、感心し、興味を持たれたました。
第2回、第3回も、尾小屋出身の方やゆかりの方、初めて尾小屋を訪れる方など、大勢の参加があり、好評の内に終了しました。
令和元年(2019)度
令和元年度「よみがえるカラミの街・尾小屋をめぐる見学会」(全5回)

第1回のカラミ見学会の様子
尾小屋のあちこちに、製錬の過程で出た「カラミ」を六角柱や直方体に形成して石垣や擁壁の材料として利用しているところがたくさんあります。地図を片手にカラミを探しながら尾小屋の町を歩くというイベントです。
第1回:令和元年(2019)5月18日
第2回:令和元年(2019)6月22日
第3回:令和元年(2019)8月10日
第4回:令和元年(2019)9月22日
第5回:令和元年(2019)10月19日
基本情報
住所 | 石川県小松市尾小屋町カ1-1 |
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電話 | 0761-67-1122 |
休館日 | 水曜日(祝日の場合、開館)、祝日の翌日(土日祝日は開館) 12月1日~翌年3月24日(冬期休館) |
開館時間 |
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
入館料 |
一般500円 障がい者手帳(本人と付き添い1名)無料 こまつミュージアムパス(年間券、1週間券、シニア券)が使えます。 ※上記入館料で、尾小屋マインロードもご覧になれます。 マインロードは、一部不通区間があります。 |
交通 | JR小松駅より車で約30分 小松インターチェンジより車で約40分 小松空港より車で約40分 (国道8号から東山インターチェンジで国道416号に入り大倉岳スキー場へ直進。大倉岳スキー場駐車場の直前。) |
駐車場 | 普通車約20台(大型バス駐車可) |
関連施設
この記事に関するお問い合わせ
石川県立尾小屋鉱山資料館
〒923-0172 石川県小松市尾小屋町カ1-1
電話・ファクシミリ 0761-67-1122
更新日:2023年07月02日