令和3年度『カラミの街・尾小屋をめぐる』の開催について
鉱山で製錬の過程で生じる「カラミ」は、本来は廃棄されるものですが、尾小屋鉱山ではこれを直方体や六角柱に成形し、鉱山関係施設の基礎や石垣や擁壁の材料として活用してきました。カラミレンガは建物の壁材としても用いられました。尾小屋の町は、カラミの黒く重厚感のある建物や擁壁等により独特の景観が形成されたのです。
現在も、カラミの擁壁や建物が町のあちこちに残っており、鉱山町として栄えていた頃の活気を今に伝えています。 このカラミの残る尾小屋の街は、歴史的価値の高い産業遺産と言えるでしょう。当館の館長と一緒にこれらのカラミを訪ねてみませんか。
新型コロナ感染拡大防止措置をしながら開催します。参加にあたっては、マスク着用、ソーシャルディスタンス、検温、手指消毒をお願いします。
令和2年に開催した「カラミ巡りの様子」

六角形の亀甲カラミでできた擁壁に触れている様子
令和3年度『カラミの街・尾小屋をめぐる』開催要項
名称:『カラミの街・尾小屋をめぐる』
開催日:第1回=令和3年(2021)5月4日(火曜日・祝日) 終了しました
第2回=令和3年(2021)6月6日(日曜日) 中止します(コロナ感染拡大防止のため)
第3回=令和3年(2021)7月4日(日曜日) 終了しました
第4回=令和3年(2021)8月21日(土曜日)中止します(コロナ感染拡大防止のため)
第5回=令和3年(2021)10月3日(日曜日)終了しました
第6回=令和3年(2021)11月7日(日曜日)終了しました
時間:いずれも、午前10時00分から11時00分まで (雨天決行)
会場: 小松市立ポッポ汽車展示館駐車場に集合し、尾小屋の町内を徒歩でめぐります。
定員:30名(事前のお申込みが必要です。定員に達し次第締め切ります。)
お申込み:電話またはEメールで、「参加希望の旨」「氏名」「住所」「電話番号(日中に連絡のつく電話番号)」をお知らせください。
受付期間 (開催日により異なります):
(1)5月4日=4月5日(月曜日)午前9時から5月2日(土曜日)午後5時まで(終了しました)
(2)6月6日=5月5日(水曜日・祝日)午前9時から6月4日(金曜日)午後5時まで( 受付停止)
(3)7月4日分=6月7日(月曜日)午前9時から7月2日(金曜日)午後5時まで(終了しました)
(4)8月21日分=7月5日(月曜日)午前9時から8月19日(木曜日)午後5時まで(受付停止)
(5)10月3日分=8月22日(日曜日)午前9時から10月1日(金曜日)午後5時まで(終了しました)
(6)11月7日分=10月4日(月曜日)午前9時から11月5日(金曜日)午後5時まで(終了しました)
電話受付は開館時間中に限ります。Eメールの場合は、定員を超えていた場合のみ返信いたします。
令和3年度(2021)「カラミの街・尾小屋をめぐる」チラシ(PDFファイル:8.4MB)
同日、ポッポ汽車展示館で保管している車両の公開運転や体験乗車があります。詳しくはこちらをクリック
隣接施設のご案内(ポッポ汽車展示館)
その他
この記事に関するお問い合わせ
石川県立尾小屋鉱山資料館
〒923-0172 石川県小松市尾小屋町カ1-1
電話・ファクシミリ 0761-67-1122
更新日:2021年11月12日