更新日:2022年06月01日

自然・環境

山と海に囲まれた豊かな自然

 北西部に日本海、東には霊峰・白山を望み、小松の地は豊かな自然に包まれています。

 美しい里山の風景が残る山間部には、大倉岳高原スキー場のほか十二ヶ滝や荒俣峡、日用苔の里などの景勝地が点在しています。

 また、県内で唯一干拓事業などが行われず太古のままの姿を残す木場潟から望む霊峰白山の眺望は県内随一と言われています。木場潟を囲うように整備された木場潟公園は、ウオーキングやジョギングに最適で、市民の健康づくりの場となっているほか、水生生物や水生植物の保護や観察などを行う環境学習の場としても活用されています。

 豊かな水資源にも恵まれ、河田町の「桜生水」は、環境省選定の「平成の名水百選」にも選ばれています。

苔の里

日用苔の里

木場潟

木場潟

癒しの温泉

 癒しの空間として忘れてならないのが温泉です。

 市内には、効能の違う温泉が点在していますが、中でも粟津温泉は、白山を開山した高僧・泰澄大師が養老2年(718年)に発見したと伝えられ、平成30年に開湯1300年を迎えた歴史ある温泉です。豊富な湯量を誇り、切り傷ややけどに効く名湯として知られます。総湯・足湯は、立ち寄り湯として地元住民や観光客の憩いの場として親しまれています。

 また、粟津温泉には江戸時代から人々の間に伝わる「おっしょべ恋物語」があります。町の宿屋に奉公していた下女のお末と竹松。2人が紆余曲折の末に大恋愛を成就させた場所がこの温泉です。そこから民謡「おっしょべ節」が生まれました。

 毎年8月には粟津温泉あげての「おっしょべ祭り」が開催され、揃いの浴衣を着た観光客や町民が踊りを競い、温泉街に踊りの輪が華やかに広がります。

 また、おっしょべ恋物語の舞台となった粟津温泉は、プロポーズをする場所にふさわしいとして、「恋人の聖地」に認定されています。

温泉

豊富な湯量が魅力の温泉

粟津温泉総湯

粟津温泉総湯

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