乗りもののまち
小松市内には、航空プラザやポッポ汽車展示館、日本自動車博物館など、乗り物に関連した施設がたくさんあります。また、世界有数の建設機械メーカーや、全国で唯一ハイブリッドのバスを製造するメーカーの工場もあります。
空港やJRの駅もあることから、さまざまな乗り物を見たり、体験したりできる「乗りもののまち」なのです。
石川県立航空プラザ(安宅新町)
グライダーから曲芸飛行機、ジェット機まで揃った日本海側唯一の航空博物館です。航空の歴史や原理を分かりやすく紹介しているほか、フライトシミュレーターも体験できます。また、日本最大級の飛行機型遊具「飛ぶぅ~ん」は子供たちに大人気です。

ポッポ汽車展示館(尾小屋町)
旧尾小屋駅跡地に保管されていた尾小屋鉄道の蒸気機関車・気動車・客車の3両を移設、保管庫を新築し、展示館として整備しています。鉄道関係の資料も合わせて展示し、尾小屋鉄道の歴史も振り返ることができます。

日本自動車博物館(二ツ梨町)
世界のクラシックカーや伝説の車、長年親しまれた国産・外国産の大衆車など、約500台を12,000平方メートルの広大なスペースに一堂に展示しています。時代とともに、人々と生きてきた車の数々を間近に見ることができます。

こまつの杜(大型ダンプ930E・大型油圧ショベルPC4000)
小松市は、建設機械メーカー「コマツ」誕生の地です。小松駅東側のコマツ小松工場跡地に2011年にオープンしたのがこまつの杜です。2021年6月15日にリニューアルオープンし、加賀地方の里山を再現した「げんき里山」に加え、コマツの歴史、建設機械、産業機械とその技術に触れることができる「わくわくコマツ歴史館」「わくわくコマツキッズ館」「わくわくコマツ未来館」がオープン。さらに、展示車両に日本に1台しかない超大型油圧ショベルPC4000が加わり、超大型ダンプトラック930Eとともに展示されています。展示車両には、実際に運転席にまで上がることができます。

土居原ボンネット広場(土居原町)
JRより譲り受けたボンネット型特急電車「クハ489-501」が公園内に設置されています。車両はボンネット型特急電車保存会によって管理・運営されています。4月下旬から12月上旬の土曜日・日曜日、祝日には一般開放され、客室内への乗車が可能です。
住所:小松市土居原町772番地

宇宙バスこまち☆
EVバス「宇宙バスこまち☆」は、先端技術が集まった電気の力で走るバスです。バスメーカーが設計から製造まで行ったものとしては、全国で3台目となります。電気の力で走ることで走行中のCO2排出はゼロとなり、また、走行中の音も静かであることから地球にも人にも優しい乗りものです。
車体にはこれまでにないデザインや最新の塗装技術が使用され、車内は宇宙船をイメージしたものとなっています。さらに、車内モニタには宇宙空間を小旅行する映像が流れ、冒険気分を味わうことができます。
運行路線
- 空港EVライナー(空港線快速):
- サイエンスヒルズこまつ→小松駅→小松空港→航空プラザ→草野町→安宅住吉神社
- 安宅住吉神社→草野町→航空プラザ→小松空港→小松駅→サイエンスヒルズこまつ
- スペースEVツアー:航空プラザ発着の1周約6分の周遊コース
運行時刻は、EVバスのページでご確認ください。

更新日:2023年01月23日