更新日:2022年12月26日

登窯展示館

連房式登窯の写真

連房式登窯

 

※新型コロナウイルス感染症の影響により、開館時間等に変更がある場合があります。

近代九谷焼を支えた ”連房式登窯 ” を見る

連房式登窯は、丘陵の傾斜面を階段状に整地し、焼成室を連続して構築した地上式の窯です。本館に保存されている連房式登窯は、八幡における最後の登窯として、昭和40年頃まで使用されていたものです。近代九谷磁器窯の典型的形式を今に伝えており、昭和48(1973)年に小松市指定文化財となりました。

九谷焼を学ぶ

その他、学習展示棟には陶彫置物の製造工程や地元作家の作品などを展示。解説も無料で行っています。

九谷焼を体験する(現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、当面の間型起こし体験を中止しております)

型おこし体験などの体験メニューあり。企画展、イベントも随時開催中!

施設概要

小松市立登窯展示館概要
名称 小松市立登窯展示館(こまつしりつのぼりがまてんじかん)
住所 〒923-0833 石川県小松市八幡己20番地2
電話 0761-47-2898
開館時間 午前11時~午後3時(入館は午後2時30分まで)
平成28年4月1日より、開館時間が変更となっています。
(注意)団体での利用はこれまで通り午前9時~午後5時まで可能です。(要事前予約)
休館日

毎週月曜日(月曜が祝日の場合を除く)
祝日の翌日、12月29日~1月3日

料金
  • 入館無料
  • 見学解説無料
  • 型おこし体験 200円(当面の間見合わせ)
    (注意)焼成代込み、送料が別途かかります。

団体見学

(当面の間見合わせ)

事前に見学申込書をご提出ください。
(注意)時間外の対応もご相談させていただきます。

見学申込書ダウンロード

見学申込書 PDF形式(80KB)見学申込書 Word形式(24KB)

提出先:登窯展示館
ファクス (0761)-47-2898 郵送でも受け付けております。

交通
  • JR小松駅より小松バス別宮行き・ハニベ行き・尾小屋行きに乗車 ”八幡” 下車、徒歩1分
  • JR小松駅から車で10分、小松空港から車で20分、小松ICから車で20分
駐車場
  • 普通車4台
  • 小型・中型バス1台(事前にご相談ください)

地図情報

型おこし体験(当面の間見合わせ)

型おこしの町、八幡ならではの体験教室です。携帯ストラップ、 箸置きなど、小物をつくって使ってみませんか。作品は後日、本焼きしてお渡しします。

料金

1個200円

所要時間

30分

予約

体験をご希望の方は小松市立登窯展示館(0761-47-2898)までお電話で事前予約ください。

登窯展示館イベント

令和4年度 企画展

やわたの匠展

概要

地元八幡の窯元の様々な作品が並びます。各窯元や作家の特徴をご覧ください。

期間

令和4年8月16日(火曜日)~令和4年10月30日(日曜日)

九谷de秋

概要

当展では、八幡の作家による秋にちなんだ九谷焼を展示します。錦窯展示館で9月25日まで企画展「涼~夏を楽しむ~」が開催されています。錦窯展示館で夏を楽しんだ後、登窯展示館の九谷焼で秋を感じてみてはいかがでしょうか。

期日

令和4年8月16日(火曜日)~令和4年10月30日(日曜日)

干支展

概要

令和5年の干支「卯」にちなんで、様々な形や絵付けの卯の作品をご覧いただけます。

期日

令和4年11月1日(火曜日)~令和5年1月29日(日曜日)

やわたの匠展

概要

地元八幡の窯元の様々な作品が並びます。各窯元や作家の特徴をご覧ください。夏とは違った作品に出会えるかもしれません。

期日

令和5年1月31日(火曜日)~令和5年5月21日(日曜日)

加賀八幡九谷やきものの里(八幡での九谷焼の歴史)

石川県小松市には良質の陶石があり、本多貞吉が 1811年に 若杉窯を開きました。1836年、その若杉窯は火災に遭い、隣村の八幡に移されたのです。その後、1870年、松原新助窯が築かれ、素地製造の専門窯元として独立し、現在の九谷焼独特の生産体制の分業の基礎が作られたのでした。また、新助は奥野幹次郎を招き本格的に「置物」を作り始めます。大正期には乾月谷、沼田一雅など陶彫の名工の指導を受け、八幡は他産地には類を見ない精巧な九谷焼置物の一大生産地となりました。

この記事に関するお問い合わせ先

文化振興課


〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8130 ファクス:0761-23-6404
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