更新日:2019年03月26日

石川県小松市 子供歌舞伎「勧進帳」実行委員会

第20回勧進帳

平成 11年より開催されている「全国子供歌舞伎フェスティバル in 小松」にて、第 1 回より、小松ゆかりの歌舞伎「勧進帳」を上演しています。 毎回出演者を募り、オーディションで選ばれた小・中学生が役者や口上を務めます。 12月末より上演成功へ向けた約 4ヶ月間の稽古を重ね、晴れの舞台に挑みます。長唄と囃子方は、応募のあった市内小学生をはじめ、こまつ歌舞伎未来塾「こまつ邦楽教室」のメンバーや小松市立高等学校邦楽部の方たちで編成。出演者を盛り立てる後見やツケ打ち、メイクや着付けなどの裏方にも市民ボランティアが加わり、「歌舞伎のまち」の市民による「勧進帳」を上演します。

歌舞伎十八番の内 勧進帳

平家打倒に功績のあった源義経が、兄頼朝と不仲になり追われる身となります。義経一行は山伏姿に変装し、弁慶をはじめ、わずかな家来を連れて奥州平泉へと北陸路を急ぎます。

その途中、加賀の国「安宅の関」に差しかかった一行は、そこで頼朝からついほの命を受けて待ち受ける関守富樫に見とがめられ、関所は緊迫の事態に。力で通ろうとする四天王を制しつつ、知力の限りを尽くしその場を切り抜けようとする弁慶。金剛杖で打ってまで主人をかばう弁慶の忠義心に感銘を受けた富樫は、それと知りつつ一行の通行を許します。

弁慶、義経、そして富樫の三者がおりなす「智・仁・勇」の感動の物語。「ついに泣かぬ弁慶も、一期の涙ぞ殊勝なる、判官御手を取り給い…」と綴られた物語は、八百年もの時を越えて、今もなお日本人の心をつかんで離しません。

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