成人用肺炎球菌ワクチン定期接種について
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。成人用肺炎球菌ワクチンを接種をすることで、これらの菌によって起こる気管支炎、肺炎、敗血症等の重症化と死亡のリスクを軽減させることができます。
(注意)インフルエンザワクチンのように毎年接種する必要はありません。
対象者
接種時に小松市に住民登録があり、下記1.又は2.に該当する方。
ただし、定期接種や任意予防接種を問わず、これまでにこのワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)を接種している方は、国の規定により予防接種法に基づく予防接種(定期接種)の対象外です。医師と相談の上、自費で受けることは可能です。自費で接種された方については、市で把握ができないため、通知が届いた場合はご容赦ください。
- 令和4年度に次の年齢になる方
65歳(昭和32年4月2日生~昭和33年4月1日生の方)
70歳(昭和27年4月2日生~昭和28年4月1日生の方)
75歳(昭和22年4月2日生~昭和23年4月1日生の方)
80歳(昭和17年4月2日生~昭和18年4月1日生の方)
85歳(昭和12年4月2日生~昭和13年4月1日生の方)
90歳(昭和7年4月2日生~昭和8年4月1日生の方)
95歳(昭和2年4月2日生~昭和3年4月1日生の方)
100歳(大正11年4月2日生~大正12年4月1日生の方)
(注意)令和2年度から令和5年度までの5年間は、各当該年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方で、今まで23価肺炎球菌ワクチンを接種したことのない方を対象に、1人1回定期接種の機会を設けています。
- 満60歳~64歳の方(昭和33年4月2日生~昭和38年4月1日生)で、心臓・腎臓、もしくは呼吸器の機能障害又はヒト免疫不全 ウイルスによる免疫機能に障害を有する方で身体障害者手帳1級に該当する方
実施期間
令和4年7月1日(金曜日)~令和5年3月31日(金曜日)
(注意)休診日を除く
実施期間外に接種した分の費用助成はありません。
実施医療機関
医療機関に予約が必要です。
接種時の持ち物
- 接種券兼予診票(対象年齢の方にお送りします)
- 1に記載されている接種費用
注意事項
過去5年以内に接種した方が再度接種すると、注射部位の疼痛・紅斑等の副反応が強く発現すると報告されています。必ず過去の接種歴を確認した上で接種してください。また、接種した記録は健康手帳に記入してもらうか、接種後に医療機関から渡される接種済証を大切に保管してください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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いきいき健康課(母子保健担当)
〒923-0961
石川県小松市向本折町へ14-4(すこやかセンター内)
電話番号: 0761-21-8118 ファクス:0761-21-8066
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更新日:2022年06月20日