更新日:2018年11月30日

結核について

 結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。毎年新たに1万7000人程度の結核患者が発生しており、約2000人が命を落としています。

結核とは?

 結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
 結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状の場合が多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳等身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。

高齢者に多い結核

 結核患者の多くを高齢者が占め、新たに結核患者として登録される方のうち、80歳以上の方の割合が約4割(70歳以上の方の割合は約6割)に上がっています。これは、かつて結核がまん延していた時代に感染した方が、発症しないまま長い潜伏期間を経て、高齢となって発症することが多いためと考えられます。

子供の場合は…

 小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重症の結核につながりやすいため、注意が必要です。生後1歳未満までのBCGワクチン接種により、50~75%程度小児の結核の発症リスクを減らすことができると報告されています。

結核の感染について

 結核を発症しても、初期段階ではほとんど症状(微熱、体のだるさ、長引く咳、たん等)が表れず、特に高齢者では気づかないうちに進行してしまうことがあります。結核が進行すると、咳やくしゃみ等によって、空気中に結核菌が飛び散るようになります。その結核菌を吸いこむことにより周りの人に感染が拡がります(空気感染)。結核と診断されても、治療を始めれば1~2ヶ月で周りの人に感染させることはなくなり、6~9ヶ月の間、医師の指示どおり毎日きちんと薬を飲めば治ります。

だからこそ早期発見!

 もし結核にかかったとしても、早期に発見できれば、本人の重症化が防げるだけではなく、大切な家族や友人等への感染の拡大を防ぐことができます。咳やたんが2週間以上続く、微熱や倦怠感(体のだるさ)が続く場合は、結核の可能性があります。早めに医療機関を受診しましょう。
 また、40歳以上の方は年に1回は市で実施している肺がん・結核検診を受けましょう。

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