更新日:2022年04月12日

子宮頸がん(HPV)ワクチンについて

 子宮頸がん(HPV)ワクチンは、平成25年より厚生労働省の勧告により、接種券の個別通知等の積極的勧奨を見合わせていました。

令和3年11月の専門家の会議で、安全性について特段の懸念が認められないことがあらためて確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められました。

小松市では、国の通知に基づき、令和4年度より個別通知を行います。

「子宮頸がん」とは?

日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が亡くなっています。また、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう人も1年間に約1,000人います。 

子宮頸がんは子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が大きな原因と考えられています。これはほとんどが性的接触によっておこり、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。

ワクチンの効果

公費で受けられる子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんを起こしやすいタイプであるウイルス(HPV16型・18型)の感染を予防でき、子宮頸がんの発症を50~70%防ぎます。

子宮頸がんワクチン定期接種について

対象者

接種時点で小松市に住民登録がある、小学校6年生~高校1年生の年齢相当の女児

接種回数

対象者1人につき合計3回の接種(無料)

接種間隔

ワクチンは2種類あり、接種するワクチンにより接種間隔が異なります。

接種間隔

  サーバリックス【2価ワクチン】 ガーダシル【4価ワクチン】
2回目

標準:1回目から1か月

(1回目から1か月以上)

標準:1回目から2か月

(1回目から1か月以上)

3回目

標準:1回目から6か月以上

(1回目から5か月以上かつ

2回目から2か月半以上)

標準:1回目から6か月以上

(2回目から3か月以上)

※( )内の期間は、国で定められている接種間隔です。

(注意)

・新型コロナワクチンとの接種間隔は2週間空ける必要があります。

厚生労働省リーフレット

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