前川水門を活用した木場潟の水質改善実証実験

第1回実証実験について
- 日時
平成27年11月16日(月曜日)~12月12日(土曜日) - 目的
木場潟下流の今江潟排水機場にある前川水門やポンプを活用して、木場潟の水位を低下することで湖水の循環を促進させ、水質改善が図られるかどうかを検証するため。 - 内容
- 今江潟排水機場にある前川水門とポンプを利用して、通常50センチメートル(海抜水位)の木場潟の水位を0センチメートル~マイナス20センチメートルまで低下させる。
- 金沢大学と協働で水質調査を実施し検証を行う。
実験イメージ図

- 検証結果
以下2点の成果が得られました。- 五郎座橋付近での水質検査の結果、10月から1月のCOD(化学的酸素要求量)の低下率が過去10年間のデータと比較して大きくなりました。
- 木場潟の滞留日数が、実験前に比べて大きく短縮し、湖水循環が促進されたことが確認できました。
結果の概要は下記のファイルをご覧ください。
第2回実証実験について
- 日時
平成29年3月15日(水曜日)~3月18日(土曜日)- 3月16日(木曜日)午前10時に、通常50センチメートル(海抜水位)の木場潟の水位を20センチメートルまで低下させます。
- 3月15日(水曜日)の気象条件により、日程が変更となる場合があります。
- 目的
木場潟の水質は、春先から夏場にかけて悪化することから、この時期に湖水の循環を促すことが水質改善につながると考えられます。今後、水質の悪い時期に前川水門を活用して水位調整して木場潟の湖水循環を促していくには、農業者やカヌー利用者への影響を調査する必要があります。そのため、一定水準まで水位を下げた状態変動幅を確認するため、実証実験を行うものです。 - 内容
今江潟排水機場にある前川水門とポンプを利用して、通常50センチメートル(海抜水位)の木場潟の水位を20センチメートルまで低下させ、農業者やカヌー利用者の皆さんに影響を確認していただきます。
実験イメージ図

- 実証実験の実施主体等
- 実施主体:小松市
- 協力支援:金沢大学、農林水産省、国土交通省、石川県(環境部、農林水産部、土木部)、加賀三湖土地改良区
- 実証実験の結果について
結果については、現在とりまとめ中です。
第2回実証実験の概要については下記のファイルをご覧ください。
参考
木場潟の水位は下記のページをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
環境推進課(環境)
〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8067 ファクス:0761-23-6404
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更新日:2018年12月21日