更新日:2018年11月30日

市・県民税額の計算例

市・県民税の計算の流れ

市・県民税の計算の流れは以下のようになります。

  1. 収入金額から所得金額を算出
  2. 各種所得控除を合計して所得控除合計額を算出
  3. 所得金額から所得控除を差し引き課税所得金額を算出
  4. 課税所得金額に税率を乗じて税額控除前所得割を算出
  5. 税額控除の算出
  6. 均等割を合計し年税額の算出
市民税計算イメージ

市・県民税の計算例

以下の条件で小松太郎さんの市・県民税額の計算を行います。

給与収入5,000,000円:社会保険料控除支払額480,000円、妻(40歳)、長男(20歳)、長女(17歳)の3人を扶養

(1)収入金額から所得金額を算出

収入金額とは給料や売上など受け取った金額全てのことであり、所得金額とは収入金額からその収入を得るために要した必要経費を差し引いた額のことをいいます。所得税や住民税の計算は全て所得金額をもとに行いますので、まず所得金額を算出する必要があります。(詳しくは下記リンクより「所得の種類と計算」をご覧ください。)

給与収入の場合は必要経費の計算が困難ですので、給与所得の速算表を用いて所得を算出することとなります。

5,000,000円÷4=1,250,000円

1,250,000円×4×80%-540,000円=3,460,000円(給与所得)

(2)各種所得控除を合計して所得控除合計額を算出

税率を乗じる課税所得金額を算出する際に所得から差引く金額を所得控除といいます。(詳しくは下記リンクより「おもな所得控除」をご覧ください。)

社会保険料控除

支払った社会保険料の額全額が控除額となります。

控除額:480,000円

配偶者控除

合計所得金額が380,000円以下の配偶者を扶養しているときに控除が受けられます。

控除額:330,000円(一般控除対象配偶者)

扶養控除

合計所得金額が380,000円以下の配偶者以外の親族を扶養しているときに控除が受けられます。

控除額:450,000円(長男)+330,000円(長女)=780,000円

(長男は19歳~22歳のため特定扶養控除、長女は一般扶養控除となります。)

基礎控除

どなたにも必ず適用される控除です。

控除額:330,000円

以上を全てを合計して所得控除合計額を算出します。

480,000円+330,000円+780,000円+330,000円=1,920,000円

(3) 所得金額から所得控除を差し引き課税所得金額を算出

(1)で算出した所得金額から(2)で算出した所得控除合計額を差引き、税額を乗じるもととなる課税所得金額を算出します。なお、この計算の結果課税所得金額がマイナスとなるような場合は所得割は発生しません。

3,460,000円-1,920,000円=1,540,000円

(4)課税所得金額に税率を乗じて税額控除前所得割を算出

課税所得金額に税率(市民税6%・県民税4%)を乗じて税額控除前所得割を算出します。ここからは市民税と県民税を別々に計算していくこととなります。

1,540,000円×6%=92,400円(市民税)

1,540,000円×4%=61,600円(県民税)

(5)税額控除の算出

税額を確定させる前に税額から直接差引く金額を税額控除といいます。税額控除にはいくつか種類がありますが、小松さんの場合は調整控除のみが適用となります。調整控除の計算方法についてはここでは説明を割愛させていただきます(詳しくは下記リンクより「市県民税の税率と税額控除」をご覧ください。)

330,000円(人的控除差額)×5%=16,500円

16,500円×3/5=9,900円(市民税分調整控除)

16,500円×2/5=6,600円(県民税分調整控除)

(6)所得割の算出

(4)で算出した税額控除前所得割から(5)の税額控除を差引き、所得割を算出します。

92,400円-9,900円=82,500円(市民税)

61,600円-6,600円=55,000円(県民税)

(7)均等割を合計し年税額の算出

(6)で算出した所得割に、市民税3,500円・県民税2,000円の均等割を加えたものが最終的な市・県民税額となります。

82,500円+3,500円=86,000円(市民税)

55,000円+2,000円=57,000円(県民税)

86,000円+57,000円=143,000円(市・県民税年税額)

この記事に関するお問い合わせ先

税務課(市民税)

〒923-8650
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号: 0761-24-8030 ファクス:0761-23-2446
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