更新日:2018年11月30日

歌舞伎(かぶき)

小松(こまつ)は、歌舞伎(かぶき)の盛(さか)んなまちです。歌舞伎(かぶき)「勧進帳(かんじんちょう)」の舞台(ぶたい)である安宅(あたか)の関(せき)(関所(せきしょ)の跡(あと))があり、中(なか)でも、曳山子供歌舞伎(ひきやまこどもかぶき)は日本(にほん)の三大子供歌舞伎(さんだいこどもかぶき)のひとつといわれています。

曳山(ひきやま)の上(うえ)で演(えん)じられる子供歌舞伎(こどもかぶき)は、毎年(まいとし)、5月(がつ)に行(おこな)われるお旅(たび)まつりの中心行事(ちゅうしんぎょうじ)で、江戸時代(えどじだい)から250年以上(ねんいじょう)も続(つづ)く伝統芸能(でんとうげいのう)として全国(ぜんこく)に知(し)られています。町(まち)によりますが、曳山子供歌舞伎(ひきやまこどもかぶき)の台本(だいほん)は春休(はるやす)みごろに渡(わた)され、4月(がつ)中旬(ちゅうじゅん)から振付(ふりつけ)を習(なら)い、毎日(まいにち)厳(きび)しい指導(しどう)を受(う)けながら、短(みじか)い期間(きかん)で覚(おぼ)え、本番(ほんばん)では驚(おどろ)くほどの名演技(めいえんぎ)で観客(かんきゃく)をわかせます。

小松(こまつ)の子供歌舞伎(こどもかぶき)は、ほとんどが小学生(しょうがくせい)の女子児童(じょしじどう)によって演(えん)じられ、全国的(ぜんこくてき)にとても珍(めずら)しいといわれています。

曳山子供歌舞伎

曳山子供歌舞伎(ひきやまこどもかぶき)